12月7日
2009-12-08


 相変わらずコミケの予定が決まらない…元々確定には時間がかかると想定していたので、焦る必要はないんだけど。毎年恒例とはいえ、ついカリカリしてしまうことは否めませんなあ。
 昨日はMiddle-Earth東京支部にて、龍虎殿の自作ゲーム「河越夜戦」の新バージョンをプレイ。現在色々と試行錯誤している段階のようなので、ここではあえて無言を貫き、暖かく見守りたい。しかし、そーするとネタが…サクッといいネタ発見できるような精神状態じゃないんだよね。それじゃ、ややまとまりが悪いけど「宿題」に手を付けますか。
 先日こちらから「挑発」した甲斐があって、「しゅみのしみゅれーしょんげーむ」に「ハリガネ弁当箱に思う」なる記事が掲載された。takoba39714殿の手による、NATO兵科記号否定論である。実に興味深い話なので、「挑発して良かった」と思っている。takoba殿にとっては迷惑だったかも知れないけど(苦笑)。
 takoba殿のことだから、「イラストの方がわかりやすい」ってだけの直球勝負ではなさそうだ…というトコロまでは予想していた。にもかかわらず、「予想外の方向から攻めてきた」ってのが、最初の感想。NATO兵科マークは「戦争という非人道的行為をゲームとして楽しんでいる後ろめたさを取り繕うため、さも高尚なものに見せかけるためのギミックだから」とは、鋭い一撃だと思うな。いくらバッサリ斬られるためのオトリとはいえ、「目に優しいから」などという、下らない擁護をしたコチラが恥ずかしくなる。
 とはいえ、「シミュレーションゲームを高尚なものに見せかけるため」NATO兵科マークを使う…という意見に対し、黙って「おみそれしました」で片付けてしまっては、面白くない。あえて私なりに思うところを書かないと。それが挑発をしかけた側の礼儀ってものじゃないかな。
 何事であれ、知識ってモノはあるに越したことはない。しかし、「オレはこんなコトまで知っているんだぜ」などとハナにかけると、嫌われる。いわゆる「俗物根性丸出し」って奴だな。正直言って、私にもそういう根性はあるんじゃないかと思う。もし仮にこーゆー感情が皆無だとしたら、多分こんなブログを書いたりしない。本質的にはみっともないことだな。
 ただ…少なくとも表面的な部分においては、私は「知っていても自慢にならない知識」を持っているだけであり、披露しても「オレってスゴい」って気分に浸るどころか、「知っていて済みません」と言いたくなるような知識ばかりだと思っている。このブログでそーゆー知識を語っているのは、ある意味では「自分の恥」をさらけ出しているのだと。もっっとも、にもかかわらずこんなブログやっているのは、やはり心の奥底に「こんなコト知っているなんて、偉いでしょ」ってな気持ちがあるから…なんだろうけど。実のところ、私はNATO兵科記号なんてモノは、この「自慢にならない、知っている方が恥ずかしい知識」の1つだと認識していた。
 考えても見て欲しい。この色の話題に食いついてくるような人間の大半にとって、私が持っている競馬の知識は、心底どーでもいいものだろう。コミケの話とか、ブラウザの使い勝手論もそうだと思われる。スワローズの話題は一部のゲーマーに好評だけどね(苦笑)。しかしながら、このブログには(割合は不明だけど)上記の話題こそが「重要」であるって人間がいて、そういう方にしてみれば、「ハリガネ弁当箱を歩兵と認識できる」なんて知識は、心底どーでもいい話題の1つに過ぎない。少なくとも、自慢できるような知識には分類できないと思う。

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[赤(ボードゲームの話題)]

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