12月10日
2008-12-11


 本日、「ヒトラー電撃戦」連載第三部の「ほとんどOK」稿を発送した。「これでいいでしょうか」ってのは先週送付済みだったんだけど、あっさり「このセンで行きましょう」となったので、編集部と私が少しずつ修正し、おそらくは大きな修正無しで掲載されることになる。ふう、良かった良かった。
 ちなみに、分量は予定よりかなーり増えてしまった。これは、私の見積もりミスだと認識している。なにせこの第三部、扱っている範囲は「バルバロッサから連合軍大陸反攻まで」なのだ。説明するのが難しい「戦略的目標」をあまり語らなくて良いとはいえ、これだけ詰め込んだら、分量増えて当然だ。調子に乗ってガシガシ書き殴り、書き終わった後に分量調べたら、スゴい分量になっていた。
 当然青ざめて、どーするべきか頭を抱えた。「いやあ、思ったより増えちゃったなあ」って程度のオーバーなら、自力でアレコレ削ってから送付したと思う。そんなレベルじゃなかったんだよ。予定変更して一部をその次の原稿に回さないと、どーしよーもなさそう。そこで、一応無い知恵振り絞ったあげく、このまま送付してみた。手直しのレベルを超越した分量なので、編集部のアドバイスを聞いた上で修正した方がいいかと思って。
 そんな原稿がちょっとした修正だけで通っちゃっただけに、ちょっとビックリした。そりゃあ私なりに「分量が増えた理由」はある。何の意図もなくバルバロッサと大陸反攻を同時に詰め込んだりはしない。メールの文面では「分量増えちゃいました、どうしましょう…」ってコト書いてある(言うまでもなく、本心である)けど、原稿の内容は「これだけ必要なんだ!」って主張しまくっていた(でなけりゃ、もっと短い原稿にした)はずだ。
 実のところ、原稿を分割するとか大幅削減するには…ってコトも多少考えていた(本格的に考えないのは、編集部の意見抜きで考えても無駄だから)けど、結果としてあまり分量減らずに掲載される見込みとなった。作者としては嬉しいことではあるけど、当然「分量増えちゃって恥ずかしい」「編集が大変になりそうで、申し訳ない」って気持ちも強い。
 もっと大変なのは、図版である。これは原稿の分量以上に、私が盛大な見積もりミスをやらかした。語る内容が内容だけに、掲載して欲しい範囲が滅茶苦茶広い。実質、マップ1枚丸ごとである。そこにキャプション山ほど詰め込む予定なので、あまり縮小するワケにもいかないはず。しっかり考えればそうなるのはわかっていたハズなのに、当初の見積もりはソコまで考えていなかった…
 これはもう、申し訳ないと言うしかない。図表に関しては、私は「こーゆーモノをお願いします」って指定を送り、最後のチェックをしているだけで、具体的作業には一切タッチしてない。作業は「大変なんだろうな」と想像するだけだ。今回は特にタイヘンなものをお願いしてしまったようで、心が痛む。しかも、それに気がついたのは図版の指定を書き終わった後…
 そろそろ年末であり、おそらくは年末進行とやらが多少かかわってくるハズである。こんな時期にこんなモノ送ってしまって、申し訳ないやら情けないやらである。ただ、結果的に〆切りのだいぶ前に原稿が完成したコトになる。元々「修正指示が来そうだ」って想定はしている関係上、早め早めの原稿提出を心がけているとはいえ、まさか84号発売前に「コレでいこう」となるとは。当然のことながら「〆切り破り」なる悪事は働きたくないので、ほっとしました。

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[赤(ボードゲームの話題)]

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