日曜にコマンドマガジン最新号の付録「ドイツ装甲軍団」マーケットガーデンとスモレンスクをプレイ。良く出来たゲームである。つーわけで、その辺を中心に。
この日初っぱなにプレイしたのは、昔懐かし「ドイツ装甲師団長」(アドテクノス)。作戦級っぽいルールの戦術ゲームである。ZOCで囲んで相手を除去ってルールなのに、諸般の事情により戦線張る余裕がない…ってゲーム。その昔軽くプレイしただけだったなので、ルールは相当忘れていた。けど、結構面白かった記憶がある。実際、プレイしてみて楽しかった。
プレイしたシナリオは「赤軍が守る街に独軍が攻めかかる」ってもの。我が赤軍は、ある程度食い込まれるのを承知の上で部隊を集中し、機会を見て反撃に出る(赤軍は相手の除去が得点)ことにする。司令部の指揮範囲から外れるとロクなことにならないゲームなので、そうするしかないって話があるけど。独軍は主力を集中させて街に突入してきたけど、おかげでこちらも兵力を分散させずに済んだ。最後は殴り合いの末独軍がまさかの攻撃失敗、そこでできた穴に反撃加えて私が勝利した。
次にプレイしたのは、マーケットガーデン。先日ブツクサと「このままでは良くならない…」と文句言ったのは、実はこのゲーム。しかし、発売されたバージョンではかなり面白くなっていた。さすがである。
どの辺が良くなったのか?実を言えば、加えられたのは微調整の範囲だと思う。ルールの本質は何も変わってなかったから。しかし、勝利条件と増援スケジュールを見直したことにより、ちゃんと面白くなっていた。勝利条件は私もブツクサ言ったように、旧版は「うまくいっても多少失敗しても、獲得できる点にさほど変化がない」って状態から、ちゃんと「うまくいけば勝ち、失敗すれば負け」となるよう根本的な見直しがされていた。また、増援スケジュールをいじることにより、「必殺技発動は早い場合に限る」って状態から「むしろ遅い方が勝る」って状態に。これでゲームがグッと締まった。
こういう細部調整を見ると、「かなわんなあ」って思いますね。私がテスト版を見た感想は「どうすれば良くなるのか、見当も付かない」って状態だったんだけど、しっかり手直しされていました。私なんぞとは問題解決のためのアイデア量が違うってコトかな。それと、こういう問題点を明確にするためのテストプレイの重要性ってモノも教えられましたね。
ちなみに私がプレイしたのは連合軍。対戦相手はよりによって鹿内氏。さんざテストプレイしていた、このゲームの権威の1人。案の定負けました。敗因は…空挺部隊の使い方かなあ。2ターンに使えって指令が来たので、南方の要塞地帯付近で使ってここの独軍を一掃してみた。これはいい。しかし、降下地点に甘いところがあり、結局要塞に有力な独軍を送り込まれてしまったのだ。そこで矛先を転じて北側で突破を狙い、ある程度成功したんだけど勝ちきれず。うーむ、もっとちゃんと研究する必要があるなあ。
最後にプレイしたのは、スモレンスク。私は初プレイなので、とりあえず独軍をプレイしてみた。基本がわかってる同士(最近はそんな奴しかいない)だと、攻撃側の方が気楽だし。しかし…最初に出てくる部隊の数が少ないので、「どこに行って何すればいいのか」よくわからん。うーむ。まいった。
とりあえず部隊が増えてきたところで、大目標であるスモレンスク(街の名前)に向かってみた。重要性の割には手薄に見えたので。この攻撃は成功し、スモレンスクを占領して敵の部隊を拘束(脱出すると赤軍の点になる)することに成功。だけど、多分これだけじゃあゲームに勝てない。次は何すればいいんだ?
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