5月17日
2011-05-18


 POGの馬選びに加え、ゲームマーケットのカタログ吟味(入手できました)も行う必要があり、精神的余裕なんぞカケラもない。そんな中、私にとっては嬉しいビッグニュースが飛び込んできました。
 現時点では某スポーツ新聞によると…って話なんだけど、月末の日本ダービー(東京優駿)に、天才デットーリが騎乗するんだとか。騎乗馬はドバイの殿下が所有する日本馬デボネア。皐月賞4着で出走権があるので、天才を乗せるんだそうな。
 私は「年に1度は天才の騎乗を観たい」と公言している。海外の大レースに出掛ける理由の1つがコレだ。天才がゴドルフィンブルーの勝負服で宙を舞う姿は、何度観ても美しい。魔神ペリエとは別の意味で、「アレは人の形をした何か別のモノ。多分天使か何か。」だと信じている。その天才が久々に来日してくれるのだ。コレは素直に嬉しい。
 何故天才が来日してくれるのか?そりゃあ言うまでもなく、殿下の指令でしょ。日本ダービーを獲ってこいと。そのために「切り札」投入したってワケだ。皐月賞でデボネアの鞍上だった佐藤哲三騎手は少し可哀想だけれど、これは仕方ないんじゃないかなあ。「人間を超越した何か」と「人間」じゃあね。哲三が信用できないんじゃない、天才が凄すぎるのだ。
 正直言って、昨日の時点までのデボネアはダービーの有力馬とは言い難かった。皐月賞4着で出走権獲得したけれど、重賞未勝利。ダービー勝つには、ワンパンチ足らない…そんな存在だったと思う。そこにワンパンチ加わってしまいましたとさ。すげーなおい。何て大人げない(苦笑)。
 確かに、私は「デボネアに天才騎乗」を予測していた。皐月賞後に複数の競馬友達の前で「殿下が来日して、安城は天才」なるヨタ話を飛ばしている。けど、本当に天才乗せるとは。普通この時期は他の国でも大きめのレースがあり、ソッチが忙しいので外国人騎手は来日しない。日本ダービー勝った外国人騎手はデムーロだけ…ってのが、それを象徴している。にもかかわらず、天才来日ですか。この週のためだけに短期免許取得ですか。日本人の常識的感覚だと「ソコまでするか」だな。
 そりゃあね、私が殿下の立場だったら、天才に「日本ダービー獲ってこい」って言う。こーゆーコトに大人げなんて出してどーすんだ。「五月賞勝ったような有力馬ならともかく、4着馬程度に…」などとは考えない。ワンパンチ足らない馬なら、ワンパンチ加える。何の手も打たず負けて「仕方ないよね」とヘラヘラしているくらいなら、「最強の切り札」使って負けて本気で悔しがる。それが勝負事の醍醐味だと本気で思うから。
 やはりドバイの殿下は凄いと思う。王族だからではなく、大金持ちだからでもなく、「1人の漢」としてスゴいと思うなあ。しかも、何と言うか…私と趣味が似ているんだよね。好きな馬のタイプとか、味覚とか(笑)。馬に関しては、「殿下がイイと思ったならば、オレの目で見てもイイと思うに決まっている」とまで断言している。友人知人でさえココまで「趣味が合う」と信用している方はそういない。
 しかし…しか〜し!口惜しいことに、私はデボネアのペーパーオーナーではない!いやまあ、指名するつもりはあったんだけど、「低い順位でも獲れるだろ」とリストの順位下げたら、他の方に獲られた…ある意味痛恨の一撃。「殿下の馬がダービーの出走権獲得したなら、天才騎乗のオマケ付き」だとわかっていたなら、もっと警戒したのに!くそう、やられた…「オレの馬」に天才が乗ってくれるなんて、すっごくうらやましいぜ!

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[青(競馬の話題)]

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