9月9日
2010-09-09


 同じ色の話題は連続させたくないんだけど、ちょっと無視しにくいモノ見ちゃったからなあ…つーわけで、国際通信社から10月中旬に発売予定の「少女兵器大戦」について。なお、あえて余所でどんな話が流れてるのか、全く確認していません。
 ブログ「ゲーマーいちねんせい が ゆく」を見る限り、私が「ヒト電」の作戦を考えたり、作戦を考えたり、作戦を考えたり…で忙しかった先週金曜日、この情報がアップされたらしい。詳細を確認したところ、台湾で出たカードゲームの完全日本語化だそうな。よくこんなの見つけてきたなあ。「コミケ会場で、カタログにない新作同人ウォーゲームを発見する」とか、「香港で、日本で売り切れていたカレンダー買ってくる」といった意味不明な武勇談を持つ私でさえ、感心してしまいますよ。
 説明などを見る限り、内容は「萌えミリカードゲーム」のようだ。絵師は台湾の人。オリジナルのモノをそのまま流用するらしい。台湾の萌え絵ってどうよ?と思う方もいるかも知れないけど、私が見た限りでは「いいセンいってるんじゃない?」と感じたので、ダメってコトはないと思う。ただ、私の好みは滅茶苦茶なので、さほど参考にならないとは思うけど。
 ゲーム内容は流石に良くわからないけど、大ハズシしてはいないんじゃないかなあ。この手のカードゲームって、カードバランスに配慮して「壊れている」カードをうまく排除してやれば、大きくハズすことはないからね。面白くするにはそれだけじゃ駄目だと思うけど、今出ている情報ではこれ以上のことは言えない。当たり前だ。
 とりあえず言えるコトとしては、もし私が同人誌即売会であのテーマ・あの絵のゲームを見かけたとしたら、即座に購入してレポートに記載する。それが私の仕事の1つだから。ある意味「いかにも」ってアイテムだし、最低でも「よくこんなの見つけてきたなあ」と笑ってもらえる。基本的に「良いところだけ見る」ように努めているので、ゲーム内容については載せてから考える。つーか、「即売会レポート」なる企画で他に何をしろと。
 閑話休題。このゲーム、ぶっちゃけ売れるのか?う〜ん…宣伝次第かなあ。あくまで私が知る限りにおいてだけど、フツーのボードゲーム&カードゲームの世界において、「国際通信社」ってのはマイナーメーカーに属すると思う。絵師も作品の質はともかく、日本だと「知名度だけで飛びつく奴が出る」ってレベルじゃ無さそうだ。そんな作品が口コミだけで大売れする可能性は、ゼロじゃないけど低いでしょ。ウォーゲーマーが褒めたからって、屁の突っ張りにしかならんですよ。
 それは国際通信社側もわかっているようで、なんか先週末は上京して営業活動したついでに、私が「同人系のイベントではない」とパスしたJGCにも顔を出していたらしい。私は営業活動に詳しいワケではないので、「頑張れ」としか言えないけれど。ただまあ、色んな意味で「頑張る」価値はあると思うな。
 国際通信社は、コマンド誌を出している「バリバリのウォーゲームメーカー」である。国際通信社やコマンド誌のことを全く知らない奴でも、そう聞かされれば「へえ、そうなんだ」と感心する可能性が高い。そーゆーメーカーが選んだ「萌えミリ」モノだ。なんとな〜くだけど、箔が付いて見えるんじゃないかなあ。ある意味ハッタリではあるんだろうけど、宣伝文句なんてそんなモノじゃない?後はこの手のゲームを紹介しても不思議のない有名メディア(ゲームのサイトとか、少年マンガ雑誌とか)が取り上げてくれればいいんだけどね。流石にそれは難しいか?

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[赤(ボードゲームの話題)]

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