8月9日
2010-08-10


 ある意味残念なことに、この修了書に書いてある名前は「F男」ではない。私がこの名前を名乗る前の品だからね。しかも、ご丁寧なことに本名ですらない。「以前のペンネーム」なのだ。アホでしょ。ただまあ、私の中では「F男」と「修了証に書かれた名前」は完璧に同一人格(ちなみに、「本名」と「F男」は同一人格扱いしてない)だから、何ら問題はない。少なくとも、「F男の称号は何ですか?」などとアホなこと聞いてきた奴に、「博士と呼べ」というアホなコト回答して、良心が痛まない程度には。
ちなみに、いわゆる「文系の博士号」なるものは、直接は役に立たない称号として有名だ。大学の教員レベルでさえ、「持っていたからどうだって?」って扱いをされている程度。理系と違い、文系の学会とはそういうモノらしい。少なくとも日本では。普通は修士課程を修了した後に博士課程に進み…って手段で獲得するけど、「大学で偉い立場になったから、博士課程修了したことにしちゃう」ってな場合も多いとか。なお、最近色々叩かれている法科大学院を卒業すると、マスターを飛ばしてドクターになるんだとか。少なくとも、某法科大学院の学長が非公式に「ドクターってコトになるんだろう」と発言するところを聞いたことがある。
 何故こんな話をするのかと言えば、先日の飲み会の参加メンバーが「SF大会」に行ってきた帰りだったから。「クトゥルフ神話」系のイベントに参加したそうで、「(F男の方が)楽しめたんじゃない?」と聞かれた。そりゃまあ、詐称学歴とは言えミスカトニック大学のドクターコース出ているからねえ。「クトゥルフ神話は詳しくない」なんて言えないわけですよ(笑)。国書刊行会って出版社から出ていた「ラヴクラフト全集」及び「真ク・リトル・リトル神話体系」って本(両者とも全10巻)を読破した記念?として「修士じゃなくて博士課程申し込んじゃおう!」ってなアホやらかした奴なだけに、参加していれば楽しかったと思うな。
 SF大会は「SF好き」であり、「科学全般に興味ある奴」であり、「ゲーマー(SF系のゲームやってる奴がいるらしい)」であり、ヲタク」である私が参加しても何の不思議もない…どころか、過去何度も「行かないの?」と聞かれたイベントだ。私が参加しないのは、下手に参加すると毎年行く羽目に陥りかねないから。要はハマるのがイヤなので逃げ回っているわけだ。毎回東京付近でやるイベントじゃないだけに、毎回参加はキツいよ。けど、一度行けば「次も行くこと確定」となるのがミエミエ。そりゃもう、逃げるしかないでしょ。(笑)。
 こういう話も出たけれど、話題のメインはやはりコミケ絡み。コミケの話は、「F男」にとっては、ある意味「仕事」だ。実際コミケ絡みでカネ儲け(と言えるのかぁ?)しているわけだし。いくら詐称学歴とは言え、「ドクター」のやる仕事じゃないよな。でもまあ、「文系博士号」なんてそんなものよ(苦笑)。

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