7月27日
2010-07-28


 なんか色々とアップデートした…「最近アップデートチェックをサボっていたなあ」ってんでチェックしたら、山ほどありやがった。いけませんねえ。なお、セキュリティの関係上アップデートはやっておいた方が安全なので、皆様もたまにやってみては如何。
 本日の話題は、馬券の話。いやね、最近賞を取った某漫画家(原作だけらしい)が、賞金というあぶく銭で「宝塚記念の三連単を全部買う」を実行したらしいって話を仕入れたので。面白いから、私なりに「分析」してみようかなと。
 三連単とは、1着から3着までを「着順通りに」的中させるって馬券である。組み合わせはものすごい数になるので、配当もデカい。Wikipediaで調べたトコロ、JRAの場合は重賞で1098万2020円、平場含むと1846万9120円、地方記録は2488万720円だそうな。そういう「大物」を狙って三連単全部買い…確かに「1つの夢」ではあるよね。
 ただ、コレは普通夢だけで終わる。だって、カネかかるんだもの。18頭立てのレースの場合、全組み合わせを100円買うと48万9600円かかる。いくら「絶対当たるので、何かしらお金戻ってくる」とはいえ、実行するのが馬鹿馬鹿しい程度にはカネかかる。コレを実行するくらいなら、どこぞのクラブで「一口馬主」やった方が…50万出せば、かなりいい馬持てるからなあ。
 それでも、一千万・二千万って夢は…と思ったアナタ、ちょっと待ってもらいたい。とりあえず「三連単の配当最高記録」と「18頭フルゲートの三連単を全部買う」を比較した場合、「なんだ、案外夢がないんだな」というのが、私の感想なのだ。約50万円使って約2,500万円になったと考えれば、「元手が50倍になった」ってだけだ。これはスゴいことではあるけれど、日本記録うんぬんってモノまで持ち出してどうこう…って価値があるほどとは思えないんですが。だって、私はもっと「高倍率の儲け」経験したことあるし。
 元手を50倍にしようと思ったら、最も手っ取り早いのは「オッズが50倍の馬券で1点勝負する」だ。複勝だと多少難しいかもしれない(かなり人気薄の馬でも届かないことがあるから)けど、人気薄絡みのワイドなら充分届く。穴狙いの単勝党ならば「当たる時はそんなモノ」かもしれないくらいだ。1点買いは極端だとしても、何かの拍子に好配当の馬券当てて「元手が50倍以上に化けた」って経験をしたコトのある奴は、結構いるんじゃないかなあ。
 ちなみに、私が「投資効率50倍以上」を達成したのは2度あって、どちらも馬連だ。最高記録はダイタクヤマトが勝ったスプリンターズS。「元PO馬だから」という無茶苦茶な理由(こんな馬指名するかぁ?)で軸にしてちょろっと流したら、何を考えたか勝ちやがった。もう1つはフェアリーキングプローンが勝った安田記念。自分でも信じがたいのだけど、三角買いで的中させちゃった。レース前に「この馬が勝って、『こんな名前だからフェアリーキング産駒かと思っていたのに、実はデインヒル産駒じゃねえか!だったら買えたのにぃ〜!』とホザく奴に『馬鹿め、それはオレが半年前に沙田で叫んだ台詞だ』と高笑いする」と言ってた冗談が実現してしまった(苦笑)。
 別に投資効率50倍だからどうこう…って話ではないけれど、よく考えると「50万円馬券に使えるのなら、2千万円って夢ってワケでもないのね」というコトがわかる。だからって毎回そんだけ突っ込んだら、確実に破産するけど(苦笑)。おそらくそんなコトができるのは、「2千万円?あっそ」で終わりに出来るような身分の人間だけでしょ。そんでもって、そーゆー身分の人間は「三連単全部買い」じゃなくて、「払い戻しの際にチャリンって音がしない」(日本の場合、1万円単位で買うこと)って買い方を好むんだろうなって気はするね。そーゆー身分になってみたいモノだ。

続きを読む

[青(競馬の話題)]

コメント(全4件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット