4月14日
2010-04-15


 なんか知らないけど、やけに忙しい。基本的には「下らない用事」の集まりなんだけど。まあ、根っからの「遊び人」である私にとっては、そーゆー用事こそが「生き甲斐」なんだとご理解下さいませ。
 諸般の事情から事前に知っていたけど、どうやらコマンドマガジンが「ゲームマーケット」なる同人誌・同人ゲーム即売会に出展するらしい。コチラにそう告知されていた。私は、どうやらレポートを書くため取材に行かなければならないようだ…なんで本家本元がいる場所で、私ごときが取材してレポート書くのやら。おまけにこの日は日本ダービー。掛け持ちしろってか。地獄だなあ。でもまあ、それをやるのがF男って生物だ。
 この告知を記念して?本日のネタは「ゲーム同人誌・同人ゲーム向きのネタとは」を語ってみたい。できれば商業誌・ブログとの比較含めて語りたいところだけど、うまくまとまるかな?
 ゲーム同人誌や同人ゲームが「ポピュラーな」存在だとは思わない。「同人誌即売会に出撃するゲーマー」なるものは、案外多めって気がするけどね。「同人なんて」とか「オレには関係ない」なんて意見が出るのも、仕方ないのでは。ただ、「同人=質が悪い=視野に入れる必要は無い」という考えは間違っていると思う。この辺は「有名なゲーマー」(私は含みません)にも賛同者がいると思われるので、詳細は省く。
 同人誌なんてものは「良い意味でも悪い意味でも無法地帯」って側面がある(ゲームの中に限定しての話。エロについては先日語った)ので、どんなものを発行したって、そりゃあ発行主体(個人もしくはサークル)の勝手ではある。しかし、一応曲がりなりにも商業誌があり、ブログで色んな方が色んなコトを書いている現状において、「なぜ今同人なのか」を考える意義はあると思う。それをフツーのゲーマーが知り、「それこそオレが求めていたモノだ!」と思うのなら、万難を排してでも即売会に足を運ぶべきでしょ。そうした努力もしないで「つまんない」を連発しないように。特に東京近郊在住で、その気になれば同人誌即売会に足を運べる奴は。
 同人ゲームの場合、「これは同人じゃなきゃ」ってテーマをすぐに思いつく。版権モノだ。同人なら見逃してもらえる可能性が高いけど、商業ベースじゃまず無理だ。粘り強く交渉すれば何とかなるかも知れないけれど…版権持っている側も諸般の事情からそうしているのであって、別に意地悪とか無理解に基づく行為じゃないのだから、仕方ないんだけどさあ。その昔、「超人ロック」をキッカケにこの世界に足を踏み入れた私としては、こういうモノは「大切な文化の1つ」だと思っているので、末永く応援していきたいと思っている。
 これ以外となると、「ごく一部のゲーマーにしか理解されないテーマのゲーム」が重要ですね。ただでさえゲーマー人口が少ない以上、ある程度汎用的にウケるモノを選ばないと、商業誌としては厳しい。たまにならそういうモノも悪くないけれど、継続してどうこうってのは無茶がある。でも、そこに需要がある(大抵の場合、デザイナー当人がそーゆーゲームを欲しがったことが、デザインのキッカケだ)以上、何とかして世に問う価値はある。だとしれば、同人しかないではないか。

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[赤(ボードゲームの話題)]

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