3月11日
2010-03-12


 欧州で導入された「ブラウザ選択画面」に出てくるブラウザのリストが判明した。メジャーなのがChrome・Firefox・IE・Opera・Safari。マイナーなのがAvant・Flock・GreenBrowser・K-Meleon・Maxthon・Sleipnir・SlimBrowserの7つ。当然、「漏れていた」ブラウザは導入した。これを記念して?久々にブラウザ雑感を。
 マイナーブラウザについては…なんつーか、「本当に使う奴いるのか?」と言いたいものもある。使い方によっては良いところがあるんだろうけど。Lunascapeが無いのは言語対応に問題があるからか?これはもったいない気がするな。個人的には、メジャーブラウザに次ぐ評価をしているだけに。
 マイナーブラウザのうち、FlockとK-MeleonがFirefox系、残りは全部IE系。一応は「IEよりも便利だよ」って路線狙いらしい。機能面ではシンプルなモノを好む私にしてみれば、「だからどーした」って評価だな。FlockとK-Meleonも「便利機能」がウリと考えるべきなのか。正直、表示テスト以外に使用する意義は見いだせなかった。
 ちなみに、最近ブラウザの評価としてよく使われる「Javascript実行速度」に関しては、マイナーブラウザは全部ゴミ。この部門ではゴミ同然のIEといい勝負している。一応改善の望みはあるらしいけど…「進化に取り残されつつある」という見方もできる。Lunascapeが「苦しいながらも頑張っている」のだから、その気になればある程度勝負できそうなモノだけど…
 最近は「IE6非対応」が1つの重要な流れになりつつあり、流石に「IE6だけあれば良い」などとは言えなくなってきている。先日どこぞで「IE6の葬式」までやったらしいし。私も以前から「せめてIE8へのバージョンアップを、どーしてもIE6を捨てられないのなら、別のブラウザとの併用を」ってなことを推奨している。「ブラウザ選択」は他人事ではないのでは。
 とはいえ、いきなり「選択しろ」と言われても…と戸惑うのは間違いない。判断材料抜きでどうしろと。色々とブラウザを試しまくっている私でさえ、ほとんどのブラウザの「便利な機能」は使っていない。そーゆー機能を使わないのが「私の趣味」だから、ある程度仕方ないんだけどね。もっとも、そのおかげで比較がやりやすいのは事実。その結論として「主に使うのはFirefox」となっている。
 とりあえずの話で言えば、マイナーブラウザを使う意味はほとんど無い。得手不得手はあるにせよ、メジャー扱いされるだけの理由があるからなあ。後は趣味の問題だ。私はFirefoxを気に入っているけど、コイツにも弱点はあるし、他のメジャーブラウザにも良い点があるのは認める。その気があるのなら、しばらく導入して使ってみて、一番気に入ったものだけ使うようにするのも悪くない。
 一応メジャーブラウザそれぞれの意見も述べておこう。IEは「独特の安心感」がある。どーせアンインストールできない存在なんだし、こいつが悪いってコトはない。ただ、動作がなんか重々しいのは否定できないな。Firefoxはシンプルで、動作に関してもキビキビ感があり、私好みか。ただ、バージョンアップがミョーにウザい。β版とか使っている私が悪いだけかもしれないけど、ヘンな形の共存ができたり、旧バージョンのアンインストールが必要だったりと、案外「世話に手間がかかる」感が。Operaはなんかモッサリ感を受けたんだけど、最新の10.50で多少解消された。URL欄で右クリックした時に「コピーして移動」ってコマンドがあるのはナイス。Safariは表示が圧倒的に綺麗だけど、実はやや動作がモッサリしている。速さではChromeが一番だけど、速すぎてむしろイヤ。メジャーバージョンアップ(開発者版は4.xから5.xにバージョンアップしている)でさえ「なんか知らない間に終わっていた」という点はスゴいと思ったけど、これも「かえって不安」かな。

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