6月2日 ― 2009/06/03 00:32
ダービーは…(以下略)。ふう、落ち着いた。というわけで、ダービー後日談。ネット上で藤田騎手がケンカ売られた件について。
要は良くある、「自分のブログに悪口書かれて激怒した」って話に過ぎない。私は直接藤田騎手のブログを見たワケじゃないけど、悪口の内容は「まあ、悪口なんてこんなもんだよね」って内容らしい。でも、気性が荒いことで有名な騎手(苦笑)だけに、案の定ブチ切れたと。単にそれだけ。事件として考えたら、面白くも何ともない。
にもかかわらず、ここで扱うのは何故かって?そりゃもう、「藤田騎手がヤジに対してどう考えているのか」がより明白になったわけで。ふ~ん、案外気にしているんだねえ、藤田君よ。
騎手なんて職業は、罵声浴びてナンボである。少なくとも競馬場では。私は毎度毎度ガナっているし、私以外の人間が吼えてる様もよく目撃している。香港ではブーイングが飛ぶところも目撃した。
あーゆー罵声はドコまで聞こえているのか?騎手の発言によると、どうやら「結構聞こえる」らしい。騎手は一応慣れているのがフツーなので、イチイチ取り合って反論なんぞしないけど、一応はチャンと聞いているらしいのだ。ドコまで聞こえているのか、正確なところまではわからないけど。
ヤジを気にする・気にしないは、ある程度騎手の性格に左右される。勝浦騎手は穴開けて買った時に怒鳴られたら、「ザマミロって思います」と公言していた。まあ連中は一応プロなので、観客に何怒鳴られたとしても、騎乗に影響があるようじゃマズいわけだけど。
ただ…こう言っては何だけど、怒鳴る側は「影響してしまえ!」という呪いも込めて怒鳴っている(断言)。少なくとも私はそうだ。気性面から見て、絶対影響していそうなジョッキーに対してよく怒鳴っているのも、そういう呪いを込めてのことだ。わかっているのか、え?ゴ○ー。他は(一億歩ほど譲って)ともかく、松○調教師の馬でオメーが負けるのは許せん。いつもいつも、○山調教師に代わって蹴飛ばしてやろうかと…
閑話休題。そんな私ではあるけど、藤田騎手に対してはあまり怒鳴らない。あくまで私の中では、そんな価値がないから。毎度毎度買っちゃうって騎手じゃないし、騙されたら腹の虫が治まらないほど「バカ」でもないし。どちらかといえば「小一時間ほど説教したくなる」ジョッキーではあるけど、一応は関西所属なので「JRA三バカ」(バカ○ハル、バカ○ウラ、バカ○トー)に比べれば怒鳴る機会がない。
けど…藤田って、結構ヤジ気にしているんだねえ。オトナな対応で聞き流すような性格してないって話は聞いていたけど、本当だったんだ。つまりまあ、ガンガン怒鳴れば騎乗に影響しかねないと。ふ~ん…
かく言う私も一応はオトナなので、こんな情報仕入れたからって藤田騎手に対する態度を変化させるつもりはない…つーか、「藤田騎手のブログでガナったら、何が起きるのか」なんて、予想の範囲内でしょ。そーゆーのは競馬場内に留めろよな。私でさえ、その昔ゴ○ーグッズ(私の中では「ロイスアンドロ○スグッズ」)競り落とした後、にこやかに写真撮影したぐらいで。
ただまあ、本来競馬場内でスゲーこと言われているはずのジョッキーが、ブログごときで「マスコミのネタになるほど」反発したってのは、心温まる?情報だ。さすがである。そっかあ、そうじゃねえかとは薄々感じていたけど、やっぱりヤジられるのは「駄目」ですか。気にしますか。怒鳴り返しますか。ふ~ん…
まあ、私も昔ほどノドが強くないので、ある程度は怒鳴るのを控えている。だから、いちいち「戦略的に」怒鳴ったりしない。フツーに「ムカついたら怒鳴る」だけだ(苦笑)。ただまあ、「弱点」を見つけたら、徹底的に叩くのがむしろ礼儀って説もある。「水に落ちた犬は、なお叩け」という尊い言葉(毛沢東だっけ?)もあるわけで。
つーわけで、次に競馬場で藤田騎手の馬を買い、それがすっ飛んだ時には、遠慮無く盛大にヤジってやろうかと。いやまあ、それはいつものことではあるんだけど。ただ、「影響しかねない性格」の方が野次り甲斐があるのも事実でして。
騎手ってのは、要は「オレのカネ」背負っている存在である。勝とうが負けようが、とにかく怒鳴られるのは覚悟の上って職業だ。まあ、いちいちブログに書き込むのはどうかと思うけど、競馬場では何言われたって気にしちゃ駄目でしょ。気にしているようなら、「競馬に集中せんかい!」と、調教師からお叱りが飛んでくるんだから。それだけに「ブログの悪口」に対しても耐性が高くなきゃ駄目なんだけど、違ったようだね藤田君。
まあ、藤田騎手には、コレに懲りずに今後も色々と「レジェンド」積み重ねてくれればと。その方が面白いし。そうだよね、騎手なんてさあ、チヤホヤされてナンボって職業だよね、藤田様の悪口を言うような奴なんて、競馬場に来ちゃ駄目だよね…うん、これは「使える」な。今度試しに褒め殺しでもしてみようか(おい)。
6月3日 ― 2009/06/04 02:39
何故かGoogle Chrome最新版(βの話)のDLがうまくいかん。私にとってこのブラウザは「不具合満載のβでも実害ない」んだから、テストしてみたかったんだけど…その代わり、Operaがαからβになった。だからどーしたレベルの話ではあるんだけど。
本日の話題は、米国でやっているゲームショー「E3」で発表されたモノについて。中心になるのは、SCEが発表した「PSP Go」かな。私なりに思うところをつれつれと書いてみようかと。
E3ってゲームショーの位置づけは…まあ、色々あったと記憶しているけれど、私はそう詳しくないのでパス。とりあえずは「米国の、デカいゲームショー」だと思えばいい。新製品発表のいい機会なので、MS・SCE・任天堂なんかは発表を行ったわけだ。
比較的大人しかったのは、任天堂。「売れそうな」ゲームタイトルをいくつか発表したけど、これ自体は「いつもの話」なので特別注目には値しない。Wiiの新コントローラー?として「人間の脈拍を測るモノ」が発表されたけど、これがどうゲーム(ゲームと呼べるかどうかは別にして)って形になるのかはわからん。あえて「つまらん」発表だったと言っていいかも。ただ、現状「勝ち組」であるこの会社が、別にここでド派手な花火打ち上げる必要がないのは事実なので、だからどうしたってワケじゃないと思う。
一番刺激的だったのは、問答無用でMS。この会社にとっては「母国」での発表だから、力を入れたんだと思われる。Natalとかいう、「センサー使ったインターフェイス」を発表したのだ。どーゆーことかと言えば、要は「カメラセンサーの前で動き回るだけで、コントローラーの役目が果たせる」ってシロモノだ。技術的には、確かにスゴい。
ただ…「技術的にスゴい」と、「それで面白いゲームが作れる」は別の話。会場でデモできる程度には完成しているようだけど、それと「実装して、ゲーム作って、買って楽しんでもらえる」レベルにあるのかは…正直、完成度は気になる。私が思うに、いかにも「ビル・ゲイツが喜びそうな」シロモノだけに、むしろ不安かな。「PCの前でちょっとしたジェスチャーをするだけで、アプリケーションが制御できる」なんて、いかにもMSがやりたそーな話だ。「マウスやタッチパネルをPCから追放すべく、10年前からずっと研究してました」って品を持ち出しただけだとしたら、完成度については期待できそうもないからなあ。とはいえ、色んな意味で「期待できる」モノだとは思う。Windows8(仮称)に搭載して欲しいかも。
評価が難しいのは、SCE。ちょっと前から噂になっていた、新型PSPを発表した…のはいいんだけど、これがまた「どう評価して良いのか悩ましい」品でねえ。やりたいことはわかるし、ある意味「これから」を先取りしているけど、ゲーム界の「現状」に即しているのかどうかは、ちょっと…
新型PSP、通称「PSP Go」は、全ソフトダウンロードを前提としている。パッケージソフトをどうこうする装置は一切無し。メモリカードスロットはあるようだけど。その代わり、内蔵メモリは16GBと多め。価格を考えたらiPod nanoよりちょっと割高(一応App Storeで価格調べた)だけど、ゲームできるんだからこんなものか…って範囲内。更に、ダウンロードしたソフトをPCで管理できるソフトがオマケに付くんだとさ。なお、今までのPSPと併売するつもりだそうな。
これをどう評価するかは…正直わからん。確かに、「ライバルはiPod touch」だと言うのなら、この路線は間違ってないような気もする。でも、これって一応ゲーム機だからねえ。ゲーム機としてあまり魅力がないようだと、売れないんじゃねえかって不安も出てくる。どう評価して良いのか、戸惑う商品ではあるね。
時代の流れを考えるのなら、「これからはダウンロード」ってのは間違っていない気がする。ダウンロード販売って欠点もあるけど、全体としては利点の方が大きいと思うので。ただ、この期に及んですら「音楽CDってのは、買わないと所有欲が満たせない」とヌカす奴(私は全く別の理由からCD買っているけど)が生き残っている世の中だ。ゲームから「手に出来る実体」がなくなるとなったら、心理的抵抗はかなり大きいと推測される。
もっと問題なのは、ダウンロード販売の利点の1つ「流通を中抜きできる」が、場合によると欠陥に化けること。今までつきあいのある流通をバッサリ斬れるワケがないからねえ。そんなことしたら、肝心のハードも扱ってもらえなくなるわけで。この点、実はゲーム機ってのは販売戦略上不利じゃないかと。ハードもソフトも「玩具」なので、扱う店が同じだから。流通や小売りとしては、「ハード売り上げを人質に、ソフトも扱わせるよう強要する」ってワザを使いやすい。流通も「世間の動向」を完全無視は出来ないはずだけど、そもそもハードが売れなければブームも起きないから、少なくとも「ダウンロード時代」到来を遅らせることは可能だ。
とはいえ、「ゲーム機としてはダメダメでも、ゲーム機じゃないと考えれば優秀」って評価を定着させてしまえば、売れる可能性はある。実際、iPod touchの16GBモデルより安いってのは「スゲーな」と思うわけで。おそらくブラウザの使い勝手などはiPod touchの方が上だと思うけど、それでもAppleにしてみれば「競争相手出現」と感じるだろうな。脅威なのかどうかはまた別としても。
とりあえずの推測では、おそらく海外では結構売れそうな気がする。向こうの人間の方がダウンロードに抵抗が少なそうだし、この手の商品を扱う流通の立場も弱そうだから。今じゃ海外市場も相当デカくなり、下手すると日本市場よりも重要だったりするから、こーゆーのもアリなのかとは思うけど。
もっとも…海外市場の話が出てくると、下手すると「内外価格差問題」に直面しかねないのも事実。同じソフトが日本国内と海外で「かなり値段が違う」ことが大規模に表面化すると、色んな意味でマズいことになりかねない。ダウンロードの場合は送料が問題にならないだけに、事態はより深刻じゃないかな。一応は言葉の壁が立ち塞がるはずだけど、ハナからマルチリンガル対応ソフト(海外市場が重要になった今、夢物語じゃない)だったりしたら…1曲単位で考えたらさほど高くない(ことが多い)音楽と違い、ゲームだと深刻な問題になりかねない。
ダウンロード機能自体は現行のPSPにもあるので、仮に「ダウンロード専門タイトル」がバカスカ発売されたとしても、SCEがちゃんと救済策を打ち出せば、ユーザーはさほど困らないはずだ。それを考えれば、実際PSP Goを買うかどうかは別として、「ダウンロード時代」がやってきたところで、さほど問題視しなくて良さそうな気はする。でも、SCEが本当に「ゲームソフトもダウンロードが当たり前」って時代に誘導できるのか、そんな時代が来た場合に予想される諸問題にキチンと答えを出せるのか、については何とも。根が「ゲーム機じゃない」という特徴(利点でも欠点でもある)を持つiPhone&iPod touchと張り合うのが得策なのかどうかは、私にはわからない。
なお、ダウンロード直販ってのは「お子様には荷が重い」って特色があり、考えようによってはそれが利点ともなり得るわけだけど、ソコをどーするつもりなのかは何とも。とりあえずソフトウェアキーボード搭載って話はないのでビジネスソフトのたぐいは厳しいかも知れないけど、別の意味で「大人向け」の品を扱いやすいって部分は…もっとも、あの会社がその路線に踏み込む可能性は皆無だけどね(苦笑)。
6月5日 ― 2009/06/06 04:16
POGの馬選びが忙しい…毎年の作業ではあるけれど、今年は特に「やり方を大きく変えた」関係上、色々とあってだねえ…
本日の話題は、模擬空戦でF-22ラプターが撃墜された件について。何がスゴいって、撃墜したのは何とT-38タロン。航空機マニアなら誰もがシビれる話でしょ。やるなあ。真面目に震えるほど感動しました。
ラプターについては、以前に何度も触れているので簡潔に。米空軍の、最新鋭最強ステルス戦闘機である。空自が欲しがっているので有名だけど、とりあえず現状では売ってもらえないことになっている。一応「一部機能省略した輸出用を生産しようか」って話も出ているようだけど…
このラプター、最大の利点は「ステルス性」だと思う。見つかりにくいので、ほぼ常に先制攻撃できるわけで。ただ、だからといって「見つかったらアウト」ではない。模擬有視界戦闘(操縦席からお互い見える距離で戦うこと)でも優秀な成績を収めている。
そんなラプターを「撃墜」したT-38タロン。これは今も現役ではあるけど、正直古臭い機体である。区分としては高等練習機。高等練習機ってのは、何とか飛ばすことを覚えた段階のパイロット候補に、「より実戦で使う機体に近い」機体で訓練を積むための機体だ。戦闘機ってのは戦って勝つための機体なので、結構操縦しにくいからね。「飛ばし方は覚えました」って連中をそのまま乗せるワケにはいかないのだ。
この機体の原型は、F-5フリーダムファイター。冷戦時代華やかな頃、カネのない国に「安くてソコソコの機体をプレゼント」することにより、西側陣営に組み込む狙いで生産された機体だ。登場した時代から言えば、「ファントム買いたいけど、カネがない」って国向けの機体だな。ちなみに、カネはあった空自は当然ファントムを買った。
この機体は結構好評で、後に「レーダー積んで、ちょっと高級にしてみました」ってバージョン(F-5EタイガーⅡ)だの、練習機バージョンだのが作られた。練習機バージョンがT-38タロン。確か今でも練習機として使用されているはず。この一族は「古臭い」機体としてF-16やらF-18やらに置き換わりつつあるけど、一時代を築いた「傑作機」であることは間違いない。
なお、T-38は「性能が東側のMiG-21に似ている」ってんで仮想敵部隊(アグレッサー部隊)に採用されたこともあるけど、今現在米空軍は仮想敵としては使用してない(米海軍は今でも使っているらしい)はずなので、何でタロンがラプターと戦ったのかは不明。
単純に機体性能だけで考えたら、T-38はF-22の敵じゃない。真面目に一般兵用のザクとガンダムぐらい性能が違うと考えていいんじゃないかな。また、ラプターの配備機数(当たり前なんだけど、さほど多くない)などを考えれば、パイロットが「ド素人のヘボ」ってことは考えにくい。それなりの水準ではあったはずだ。この条件でタロンがラプターを撃墜って…どういう条件で戦ったのかは知らないけど、それでもスゴいと思うなあ。
実際の話はともかく、私は「空戦ってのは、やっぱりパイロットの技量だろ」ってイメージが強い…と言うより、「レッドバロン」だの「アフリカの星」だの(高名なエースの通称)といった名前を聞くと血が騒ぐモノとしては、そうあって欲しい。強力なレーダー(自機がステルスってのもこの一種)で先に相手を見つけ、ミサイル撃てば勝利…ってのは、やっぱり何かが違うと思うんだな。それだけに、いくら有視界戦闘とはいえ、機体性能が格段に劣るT-38でF-22を「撃墜」したなんて話を聞くと、「世の中まだまだ捨てたモノじゃない」と思いますね。
私はボード空戦ゲームというシロモノをプレイしたことがあるので、「性能が劣る機体を使って、優秀な機体を墜とす」のがどれだけ難しいのか、ある程度知っている。その昔のタクテクスに「エアスペ(ゲーム名)の公開試合で、ファントムでホーネット墜として会場をどよめかせた」って話が掲載されていて、私も感激したって記憶がよみがえってきた。ファントム対ホーネットでコレだからして、タロン(タイガーⅡで代用か?)でラプター(当然データはないけど、作るのは不可能じゃないと思う)墜としたら気持ちいいだろうなあ。真顔で「大空のサムライ」(日本の高名なエースパイロット、坂井三郎の通称)と呼んでくれるかも。
ちなみにこの空戦のガンカメラ映像とおぼしきものが、You Tubeにアップされている(こちら)。私ごときシロートが見ても何が何だかサッパリわからないけどね(苦笑)。おそらくかなり省略されているし。でも、なんかカンドーします。好きな人は是非見て下さい。でもって、できれば日本語で解説なんぞしていただけると…
人間、ガキの頃は「とにかく強いモノ」に憧れる。アニメの主人公メカが良い例だ。でも、多少ヒネた年齢になってくると、「弱い兵器で強い奴を倒す」ことにカタルシスを感じるようになってくる。そんなことは滅多に起こらないとわかっていても、いや、だからこそザクでガンダムに勝ってみたくなるんだな。そんな人間にとって、今回のニュースは快挙以外の何者でもない。やはり「タロンは良い機体ですよ」(ニナ・パープルトンの台詞のパロだったと思ったけど、違ったかな?)ってことだね。
6月8日 ― 2009/06/08 23:38
あ、危なかった…危うく「府中の魔物」にヤラれるところだった。つーわけで、安田記念回顧なんぞお届けしようかと。
安田記念は、私にとっては大事なレースである。マイル戦は好きだし、香港馬が来るので。ちなみにこの日は香港JCが「宣伝」のため正門近くにブースを構えていて、一生懸命香港の観光資料を配っていた。香港競馬は立派な「香港観光の目玉の1つ」だからね。この姿勢は正直うらやましい…
とはいえ、今回の香港勢はちょっと期待薄。去年も来たアルマダは「調子落ち」がハッキリしていたし、サイトウイナーは「一発屋」っぽかったからねえ。グッドババ・ヴィヴァパタカ・エジプシャンラー辺りならともかく、この2頭じゃねえ…香港馬の力関係なんて、調べりゃすぐわかることだからして。とはいえ、記念馬券は買ったけど。
迎え撃つ日本勢は、ウォッカ&ディープスカイという「ダービー馬2頭」が人気に。正直両馬とも「死角も大きい」気がする馬だけど、マトモに走られたら相当強いのは確か。馬券をどう買うのか、正直悩ましかったですね。
そんなコト考えながら馬体重を見たところ…ディープスカイが+14とかなり増えていた。前走特別細いって感じは受けなかったのに。しかも、何故か調教直後の馬体重(最近発表するようになった)よりも増えていやがる。輸送があったはずなのに。輸送減りしなかったのは好材料としても、これは単に「無駄肉が増えただけ」って疑惑が…
となれば、遠慮無く蹴飛ばしたくなるのが人情ってモノ。流石にウォッカは斬れないから…と考えてマークカード握りしめた時、急に「ビビッと」イヤな既視感が蘇ってきた。なんかオレ、前に似たようなコトやって痛い目に遭ったような…いやまあ、こんなことは日常茶飯事ではあるんだけど、そうじゃなくてもっと具体的に「痛い目」を見た感覚が…
改めて馬柱をじっくり見直したところ、既視感の正体が判明した。去年のJCだ!あの時も「休み明け3走目で、しかも前回(秋天)はあれだけキツい競馬をしたってのに、馬体重が+8ってのは、どう考えても無駄肉が増えただけ」と決めつけ、蹴り飛ばしたのだ。そりゃあスクリーンヒーローは1銭も買ってなかったから、いずれにせよ外れは外れ。でも、「アレで2着に来るのかディープスカイ」と呆れたものだ。ってことは…ワナだ!何故かは知らないけど、ディープスカイがオレにワナ仕掛けてやがる!
ここまで手の込んだワナ仕掛けているってコトは、私にとって極めて買いにくい馬券が来るに違いない。それは何だろう。ワケわからん人気薄を連れてくる?いや、これは典型的な「取りガミ覚悟じゃなきゃ買えない」ガチガチの馬券で決まる前触れだ!つーことは、ウォッカとの一騎打ち…そう決めつけ、土壇場で買う馬券を見直した。
結果はやはりウォッカとディープスカイの組み合わせ。途中ウォッカの前が壁になり、ヤバいかとも思ったんだけど、最後はキッチリ抜け出してウォッカ勝利となった。2着はディープスカイで、3着は「ちょっと買いにくい」ファリダットだった。
あくまで私個人の馬券戦術に従えば、ワナに気がつかなければ絶対ヤラれてた。その直前までウォッカからの馬連&ワイドで攻めようと思っていたけど、ファリダットは予定に入ってなかったし。念のため「少しだけ」買った馬連は、「まさかの復活」に備えたアルマダと、鞍上が「いかなる事情でいかなる結果に終わろうとも、遠慮なく罵倒してこちらの良心が全く痛まない男」ゴ○ーが乗っているスズカコーズウェイだし。ディープスカイを斬るつもりなら別の馬も買ったはずだけど、とりあえずファリダットは予定に入ってなかったからなあ。
つーわけで馬券が当たったわけだけど、嬉しいと言うよりは「危なかった…」って意識が強い。怪しげなカンが働かなければ、間違いなくヤラれていたんだから。とはいえ、土壇場で「ひらめいた」のは事実であって、そこは素直に嬉しい。長いこと競馬やっているけど、流石にこーゆー「土壇場で怪しいインスピレーションが働き、しかもそれが的中」ってのはちょっと珍しい。
なんでまたこんなカンが?それがわかれば苦労はしない…けど、あえて言うなら「沙田競馬場の神様」のおかげかと。レース前、何とな~く知人に「競馬場でもらった香港旅行のパンフをプレゼント」したのが良かったのでは。私は放置しておいても沙田の空気吸いに行く人だから、別に必要ないからねえ。そーゆー「ささやかな功徳」に報いてくれたのかもしれない。さすが「私が訪れた時には、馬券代含む現地滞在費ぐらいは出してくれる」土地。霊験あらたかとはこのことでしょ。
それともう1つ疑問なのは、「何故ディープスカイはこんなワナを仕掛けるのか」だ。馬体重絡みのワナなんてものは誰でも引っかかる性質のモノだから、別に私を狙って仕掛けられたワナじゃないと思うけど…とりあえずは「そーゆー馬だから」で片付けるしかないのかな。それにしても、今回は本当に危なかった…
なお、今回は事前のオッズをチェックしてなかったけど、今「向こうでの配当はいくらだったのか」チェックしてみたら…単勝17HK$、複勝は11HK$・12.5HK$・136.5HK$で、馬連が40HK$。ウオッカ単勝とディープスカイ複勝は日本より安いんですけど。馬連は日本より好配当だけど、むしろこの方が「冷静な」オッズじゃね?いくら「わかりやすい」人気馬決着とはいえ…JRAのオッズ見ながら馬券買っているんじゃねーか?
今更私が言うコトじゃないかも知れないけど、やっぱり香港は良いところです。これからも色々と贔屓にしたいですね。皆さんも機会を見つけて是非実際訪れて欲しいです…とまあ、HKJCにはこのぐらいゴマすっておけばいいかな。沙田競馬場の神様に見捨てられるワケにはいかないからなあ。いや、今回も本当に有り難うございました。
6月9日 ― 2009/06/09 23:15
今月はカレンダーネタ最終回(日付部分デザイン編)をやるつもりだったけど、ちょっとまとまりが悪いので後日に回す。個人的には「一番力が入る部分」なので、中途半端な話にしたくないので。
本日のネタは、ブラウザの話。ネタが貯まってきたので、そろそろまとめて放出しようと思って。導入の参考にしていただければと。
とりあえず、最近は「新規ブラウザ導入」はやってない。6つも導入してあるので、これ以上追加しろと言われてもなあ。ただ、バージョンは色々と変更してある。
IE8は正式版を導入済み。何だかんだ言って、まだメインブラウザ扱いをしている。私の使用環境では、「遅い」以外の欠点がないから。遅いのはイヤと言えばイヤなんだけど、安心感が必要な局面では頼りになるからね。
とはいえ、普段使用しているのはFirefox3.5。3.5と言っても、内実は3.1が改名しただけ。バランスの取れた速さだし、使いやすい。未だβ版の域は出ない(プレビュー版とかいう、位置づけのよくわからんバージョンになったけど)とはいえ、相変わらずメインで使用している。
Firefoxと言えば、ニュースが1つ。ついにHong Kong Jocky ClubのサイトがIE以外に対応するようになりました。対応したのは、Firefox・Lunascape(Gekko&Webkit。Tridentは元から対応済)・Google Chrome。Safari4.0は一部表示がおかしいけど、「使えない」ってレベルじゃない。Operaは完全におかしく、実用に難があるレベル。ついに香港でも「IE以外も使えるようにしなきゃ」って話になり始めたのかな。これはこれで重要なニュースだと思う。このサイトがIEオンリーなので「ブラウザ乗り換えたいけど…」と思っていた人間はいるはずなので。少なくとも、日本に1人いた(私だ)ことは確かだ。
Lunascapeは…現在5.05をダウンロード中(苦笑)。細かいアップデートは話題にならないので、結構更新が後回しになっちゃうんだよね。しょせんテスト用としてしか運用してないし。ただ、やはり「レンダリングエンジン切り替え」は便利かと。
Safariはめでたく4.0にバージョンが上がり、私の環境でも動作するようになった…というか、元々βでも動作したんだけど、設定がヘンだから表示がおかしかっただけのようだ。設定の「表示」のところにある「フォントの滑らかさ」を変更したら、唐突にマトモに表示するようになったのだ。その前はメニュー全部文字化け状態だから、要は「テキトーにいじったら急にチャンとした」ってことになる。ここをいじくると…って話はまるで聞いてないので、あまり知られてないのかもね。ちなみに滅茶苦茶な表示になるのは、デフォルトになっていた「Windows標準」の場合…何かの皮肉か?
Opera10.00は長らくαだったけど、このたびβに昇格した。だからと言って何が変わったという感じは受けない。相変わらず一部サイトで表示がヘン(サイト側の問題だと思う)だし。私は特に感銘を受けなかったけど、別に素性の悪いブラウザって気はしないんだけどなあ。ちょっと不遇かもね。
何故か急にβ版のインストールがうまくいったGoogle Chrome。以前ほど怪しげな動作は目にしなくなったけど、やはり信用ならないブラウザだ。こんなブラウザは「早いけど不安定」なβ版で十分。相変わらず「爆速だけど信用する気になれない」って路線を貫いている。とはいえ、香港JCのサイトをマトモに表示したのは驚いた。Googleの「魔の手」はこんなトコロにまで(苦笑)。
ちなみに、ベンチマークについては「新顔」が導入されました。3D表示のベンチマークソフト「3DMark」で有名なFuturemarkのブラウザベンチマークサイト「Peacekeeper」って奴。ブラウザの能力測定と言うよりは、PC自体の能力なども含めたベンチマークっぽい。なにせ「露骨に重そうな」グラフィックとか出てくるので。複数ブラウザの比較がやりやすいので、このところ愛用している。
このPeacekeeperの数値を比較すると、こうなる。最も遅いのは、やはりIE8。とにかく遅い。LunascapeもTridentエンジンだとやはり遅い(それでもIEよりは速い)ので、ある意味どーしよーもないのかも。Operaはβになって多少速くなった。けど、それでも下から数えた方が早い。一応Safari3.2.2(前のバージョン)は超えたけど、だからどーした。速さを追求するブラウザじゃないな。表示の正しさがウリなんだろうけど、その割には対応サイトが増えない。
中間組。LunascapeはWebkitエンジンが一応最速。でも、Operaよりちょっと速いって程度。Gekkoエンジンだと少し遅くなり、Tridentエンジンだとものすごく遅くなる。これまた速度優先のブラウザじゃないな。ちなみに、5.05になってちょっと速くなりました。Firefoxはバージョン上がって少し遅くなりました。理由は不明。誤差の範囲内レベルなので、たまたまだと思われるけど。ちなみに、速いと言ってもOperaやLunascapeと比べて「大きな差がある」レベルじゃない。私も全体のバランスで評価しているのであって、速度で評価しているワケじゃないし。
こっからは爆速組。Google Chromeは確かに速いです。ちょっと前に測定した正規版(2.0.172.23)の時点で「爆速」だし、β版(3.0.182.3)は更に速い。でも、最速の座は譲ってしまいました。このブラウザは「速いのが取り柄」だったのに。おかげで、私の中の評価は更に低下(苦笑)。でも、定番のSunspiderでは相変わらず最速です。Peacekeeper最速はSafari4.0。Chromeに大きな差を付けているんだから、大したものだ。オマケに「表示の正しさテスト」のAcid3テストで100点満点。トドメに字も綺麗。完璧じゃん…と言いたいところだけど、ブックマークメニュー等が私にとってちょっと使いにくくなった。あと、何と言っても香港JCのサイトに未対応。やはり「メインブラウザ」「実用ブラウザ」の座は揺るがないかな。
とまあ、私のブラウザテストの結果はこんな感じ。結論として「安心のIE、使い勝手のFirefox、美しさのSafari」が相変わらずの三強で、「速度のChrome」が多少地位低下(元々高くないけど)ってところかな。あくまで私の主観だけど。
一般論として「オススメのブラウザは」となると、実はIEかなって気がする。「基本的にはお遊び」と割り切っている関係上、どれもこれもバージョンに関しては無茶かましているからねえ。地味に不安定なんですよ。Lunascapeは正規版だけど、レンダリングエンジン切り替えを頻繁にやると不安定になるし。FirefoxやOperaの正規版はもっと安定しているんだろうけど、導入したことないのでわからん。フツーに「ブラウザ1つしかインストールしない」のであれば、IEがあればいいような。
むしろオススメは、「複数のブラウザをインストールする」ことかも。IEはアンインストールは出来ないので、他を使うってコトは自動的にそうなるワケだけど。いざって時にIE使えばいいと割り切れば、多少不安定でも問題はない。だったら好みに応じて色々いじってみる価値はある。特に、「諸般の事情により、古いIEを捨てられない人」にはオススメかな。IEのバージョンアップすら出来ないのなら、他と併用すればいいのだ。とりあえず「問題が出るサイトはIE限定」と決めておけば、後はかなり無茶しても大丈夫だ。何も「メインブラウザ」まで変更する必要はないのだからして。Google Chrome以外のブラウザは「勝手にメインブラウザに居座ろうとする」なんて狼藉は働かなかったので、軽い気持ちでインストールしても良いと思われる。
実際問題として「ブラウザを複数運用する」人間が増えるとは思わないけど、とりあえずはこーゆー考え方もアリだと思う。軽い気持ちで使ってみると、よろしいんじゃないかと。とはいえ、私みたいに「不安定なバージョン突っ込みまくる」のは如何と思うけど。
6月10日 ― 2009/06/11 00:20
だからぁ~!何でオレがこんなことせにゃいかんのだ。ある程度自業自得であるのはわかっていても、吼えたくなるんですが。つーわけで、ストレス解消を兼ねて吼えさせていただく。
キッカケは、サンセットゲームズという日本のゲームメーカーのお偉いさんである、こかど殿ののブログ。何でも、今度フツーのゲーム(ウォーゲーム以外)のデザイナー達の前で、「ウォーゲームの歴史」みたいなことを語るんだけど…って話だった。
私は比較的「ウォーゲーム以外のゲームにも興味を持っている」人間であるからして、そーゆーものをデザインしている連中に、「ウォーゲームとは何ぞや。フツーのボードゲームとの違いは何だ」ってのを語るってのは、実に意義深いことだと感じた。私ごときに出来ることならば、遠慮無く協力しようって気になったし、そんな感じのことを何度かこかど殿のブログに書き込んだ。それは事実だ。認めよう。藪をつついたのは、確かに私自身だ。
しかし、しかしである。だからって、何でオレがこかど殿の文章に添削の赤入れやってんだよ!なんかいきなりテキストファイルが送られてきて、「加筆校正お願いします」なんて言われたら、やるしかないんだろうけどさあ。まさにヤブヘビ。作業自体もタイヘンだし、何より責任の重さにゲッソリだ。別に最終決定権与えられたわけではないけど、こんな依頼が飛んでくる以上、「それなりの」モノを送り返す義務がある。
そりゃあね、「誰のせいなのか」を問題にするのなら、一番悪いのは私でしょ。いちいちつつかなくてもいい藪をつついたんだから。けど、私がつつく藪の大半に大蛇仕込んでおくこかど殿もこかど殿じゃないか?そこをご丁寧に毎回つつく私も私だけどな。
何はともあれ、送られてきたモノは仕方ない。少しでも良い物に仕上げるため、私なりの全力尽くして取り組んでます。今現在は「少しアタマが煮詰まったので、クールダウンのため現実逃避中」だけど。こーゆー「挑発的なモノ」送られてきて、「ボクにはできましぇ~ん」とヌカすなんてできるか!そーゆー性格をバッチリ見抜かれているからこそ、送られてきたんだろうなあ…ある意味では光栄なことではあるけど、だからって愚痴は出る。
私は一応Middle-Earth東京支部に出入りしている人間で、こかど殿はMiddle-Earthの元締めだからして、一応個人的面識がある。それに「戦国大名」再販作業で色々やりとりしたり、「プランサンセット」というこの会社発行の雑誌(不定期刊行)に記事書いたり…ってこともやっているので、私の性格というか何と言うか…は、かなりバレバレ。「いきなりこーゆーモノを送りつけても、それなりの作業をやってくれる」と思われているのだろう。その信頼?に応えるのはゲーマーとして当然の義務だと思うけど、だからって「他にもゲーマーはそれなりにいる中で、何でオレなんだ!」って気持ちが芽生えるのは当然じゃないかね?あくまで私本人の見解としては、もっと他に適切な人材はいっぱいいると思っているんだけど。
しかし、実際依頼されているのは、他ならぬこの私。言いたいコトは山のようにあるけど、結局は「私がやらなきゃイケナイ」状況にある。ならば、開き直ってやるしかない。それがウォーゲーム界の役に立つというのなら、喜んでアタマ振り絞って添削させてもらおうじゃないですか。つーわけで、悪戦苦闘しながら一生懸命取り組んでいるわけだ。
ちなみにこの作業、お世辞にも楽とは言えないんですが。まさかイチから私が文章作り直すワケにはいかないので、文章読んで「こかど殿はこーゆーことが言いたかったんだろうなあ」というイメージを掴み、そこに「こういう概念は説明しておくべきでは」「ウォーゲーマーなら説明抜きでわかると思うけど、そうじゃない奴には少し説明した方が良いのでは」なんて部分を加えたり、必要に応じて削除(コレはあえて後回しにしているので、今のところ取りかかっていない)したり…アタマ爆発しそうなんですけど。
とりあえずはだ。こかど殿は「ウォーゲームってのは、アレでも実はより簡単にプレイできるよう工夫されているんだよ」と言いたいようだ…って気がする。この点に関しては、私もその通りだと思う。この世界における「伝説の怪物ゲーム」がどんだけスゴいのかは、私もある程度知っているからねえ。でも、それは同じウォーゲーマーである私だから「なるほどね」で済むのであって、入門用の軽いモノにさえ「難しくてわからないんですが」が当たり前の非ウォーゲーマーに理解できる話かどうかはちと疑問。そこで、あえて「複雑なモノにする必要性」を多少強調しているところです。
諸般の事情から覗いた知人の関係者のブログに、「今自分が読んでいるのは原作者の小説ではなくて翻訳者の小説ではないのか。みたいに思ってしまうことがある」って言葉があり、その少し前に村上春樹訳のチャンドラー作品を読む読まないで軍神鹿内殿に「読め!」と罵倒されつつ、「清水俊二訳は傑作である」って部分は意気投合した私としてはニヤニヤ笑っていたんだけど、まさかここに来て私が「ウォーゲーマー語を非ウォーゲーマー語に翻訳する」みたいな作業を引き受けてヒイヒイ言わされるとは…これって因果応報の一種なのか?予想のナナメ上を行くにもほどがある。
この作業、実はかな~りキツい〆切が設定されているので、実を言えばこんなこと書いている場合じゃない。そんなヒマがあるのなら、キリキリ作業しなければ…でもでも、煮詰まったアタマでグチャグチャ考えても効率悪いだけだし、吼えておかないと私の精神衛生に悪い(当然良い物を作りにくい)のも事実なので、あえてギャアギャア吼えさせてもらいました。ブツクサ文句は言うけど、やることはチャンとやる。やることはやるけど、グチグチ文句は言う…ってのが私だ。
とりあえずは今日中に一定の目処が付くところまで仕上げ、明日改めて見直し(1日置いて見直すってのは良い手段だと思う)、必要に応じて再度手直しした上でこかど殿に送信する予定。本当にそうなるとは限らないけど。そろそろ現実逃避してばかりもいられないだろうから、本日はこれまで。こんだけグチグチ文句を言ったんだから、それに見合うだけのモノに仕上げないと!…って感じに無理矢理気合い入れないと、やってられませんがなホンマ…
6月11日 ― 2009/06/12 01:00
本日のネタは、比較的平和に科学ネタ。超新星爆発について。あくまで「ひょっとすると」だけど、結構有名な星が超新星爆発するかも…って話が出てきたので、それをお知らせしようかと。
超新星爆発とは、恒星(自前で光る星。太陽とか)の「最期」の1つ。大きくて重たい恒星が、その最期に大爆発を起こして「吹っ飛ぶ」もの。望遠鏡のない昔々は「今まで何もなかったところに、いきなり星が出来た」ように見えたので「新星」と呼ばれている。
この超新星爆発、銀河系全体で考えればありふれた現象である。星の数なんて山のようにあるわけで。ただ、その多くは肉眼で確認できるようなモノじゃなく、専門家にしかわからない。大爆発してさえそんな程度なので、元々の星の状態もよくわからん。超新星爆発ってのは、「そのうち銀河のどこかで起きる」とは言えても、「次はこの辺で起きそうだ」なんてことは、現在の技術じゃわからない。
とはいえ、超新星爆発の仕組みはある程度わかっているので、「いずれ大爆発しそうだ」って星はいくつか見つかっている。もっとも、天文学で言う「いずれ」ってのは数万年以内で…ってな話ではあるけど。それじゃ素人の役には立たないけど、そーゆーモノなんだから仕方がない。
ところがだ。そのうちの1つが、「なんか最近変な動きを見せ始めた」そうな。どうやら、怖ろしい勢いで縮んでいるらしい。恒星が膨らんだり縮んだり…ってのは良くある話で、必ずしも超新星の兆候ではない。今まで知られていなかっただけで、良くある話なのかも知れない。でも、「一般人レベルで考えても近いうち」に超新星爆発する兆候かも知れないのは事実だ。
天文学に興味を持つ人間なら、この時点で「おおっ」と思うはず。でも、一般人には関係ない…ってレベルの話じゃない。この「爆発しそうな星」、かな~り有名で、場合によればド素人でも「あれか」ってわかるような星なのだ。なにしろ、オリオン座のベテルギウスなんだから。
オリオン座のベテルギウス。日本では冬を代表する星座の1つで、そこにあるかな~り明るい星である。「冬の大三角」の1つ。昔学校で習ったから、何となく覚えが…って人は多いのでは。あれが近いうちに大爆発するかもしれないのだ。スゴいでしょ。
この星が超新星爆発したら、どうなるのか?とりあえず、冬の夜空は相当明るくなる。元々かなりよく見える星だから、昼でも肉眼で確認できるくらい明るくなるかも知れない。そういう状態がしばらく続き、その後ベテルギウスは消える。ただ、おそらくは残骸が確認できるはずだ。肉眼でも「暗い、やたらもやもやした星」が見えるんじゃないかなあ。私に言えるのはこれぐらいだ。
そんな星が大爆発して、地球に悪影響はないのか?うーん…有力な推定では、「あんまり影響がない」となっている。ただまあ、天文学者の言うところの「あんまり影響ない」なので、人間とか言う生物種は2割ぐらい減るかも知れないな。天文学とか古生物学とかは「調べている対象が対象なので、その程度のことしか言いようがない」学問だからね。
もっとも…最近の研究では、超新星爆発に伴う「ヤバいモノ」(放射線とか)は特定の方向に強く吹き出す傾向があり、それが何かの偶然で太陽系方向を向いていた場合、地球死滅もあるかもね…って話もある。ま、だからって防ぎようがないので、気にしても仕方ないのでは。
望遠鏡発明以前から名前が付くほど有名な星(当然、数は多くない)が「吹っ飛んだ」例ってのは、とりあえず確認されていない。なんとか原人とかいうご先祖様なら…って話はあるのかも知れないけれど。そーゆー意味では、我々は「今まで見たこともないモノ」を目撃できる可能性がある。もっとも、現時点では「その可能性が否定できない」レベルであり、来る来る言われていながらちっとも起きない、東海大地震よりも遙かに眉唾だと思っていいけれど。
可能性から言えば、今現在地球上にいる人間が「ベテルギウス超新星爆発」を目撃できる可能性は極めて低い。仮に今回確認された現象が「超新星爆発の兆候」だったとしても、「数百年以内に爆発する」(天文学レベルでは「一瞬」だ)ってな話になりそうだし、そもそも「確認されてなかっただけで、実は良くある話」かもしれないからだ。ついでに言えば、超新星爆発確認と同時に人類が滅びる可能性もあるのであって。ただ、永遠不変に感じられる夜空の星が、吹っ飛んでしまう「かも」と考える(心配するのか期待するのかはさておき)のは、アリじゃないかな。今までもそういう話はあった(数万年以内に吹っ飛びそうだって話は知られていたから)けど、多少現実味が出てきたのは確かだから。
今は夏なので、日本ではベテルギウスは観察しにくい。けど、冬になったらすぐに観察できる。流石にそれぐらいは「持つ」んじゃないかな。そんでもって、冬の空に輝く赤い光を眺めながら、諸行無常の思いに浸るのも悪くないのでは。まあ、我々素人に出来る話ってのは、この程度だからして。
6月12日 ― 2009/06/13 00:08
本日の話題は、「PSP2(仮称)は発売されるのか?」について語ろうかと。ちょっと前から暖めていた話なので。
以前、IT系(ゲーム系)のサイトで「次のPSP」が話題になった。近いうちに何かしら発表されそうだってんで。蓋を開ければそれはPSP Goだったわけだけど。そういう記事を読み返してゆくうち、ふと「PSP2って、発売されるのだろうか?」ってことが気になり始めた。そこで、私なりに少し考えてみようかと。
フツーに考えれば、PSPの後継となる「携帯ゲーム機」は何かしら発売されそうなモノだ。PSPは任天堂のDSに押されているようだけど、後継機投入を断念するほど劣勢ってワケでもない。いずれ何かしら発売される可能性は高いだろう。そういう意味では、PSP2はいずれ発売されると思われる。
問題は、SCEが次に発表する「PSPに続く携帯ゲーム機」は、果たしてPSP2と言えるような存在なのだろうか?ってこと。いや、そもそもSCEが発売するのかさえ問題かも知れない。SCEではなく、ソニー本体が発売する「ゲームも出来る新型ウォークマン」が「PSPに続く携帯ゲーム機」になるのかもしれない。その可能性について、ちょっと考えてみた。
とりあえず、SCEがPSPを「iPhone&iPod touchに対抗できるモノ」にしようとしているってのは、PSP Goを見ればわかる。ソフトはダウンロード販売。ユーザーはPCなりPS3なりでダウンロードソフトを管理…ってのは、要はそーゆーことでしょ。ただ、この考えを突き詰めてゆくと、別に「通信機能を備えた携帯ゲーム機」である必要性は薄れる。iPhoneなどと同様「ゲームも出来る携帯機器」であってもいいわけだ。
そーやって考えてゆくと、ソニーにはウォークマンがあり、更にソニー・エリクソン(グループだけど別会社)って携帯電話メーカーがある。これらを統合して何が悪い?商売考えたら、統合した方が手っ取り早い気がする。
もちろん、現実問題としてこれがうまくいくのかは別物。ただ、下手に別々に開発させていくと、「似たようなモノが出来て市場を食い合ってます」って事態になりかねない。そうやって考えてゆくと、仮にSCE内部にPSP2開発の話があったとしても、どっかの段階で開発中止に追い込まれている可能性はある。
この仮説が当たっている場合、「PSPの次の携帯ゲーム機」の正体は簡単に特定できる。Android機器だ。AndroidってのはGoogleが音頭取って開発した、「共通規格の」携帯機器のこと。実際作るのは各メーカ。Googleはその「仕様」を決め、自社のサービスが利用しやすいようにする…って戦略だ。基本的には携帯電話用の仕様だけど、iPhoneよろしくビジネスソフトなども利用できるようにしてある。この仕様に従ったノートPCをネットブックとして発売する…って話さえもある。
何故Androidと特定できるのか?そりゃまあ、ソニーエリクソンがAndroid携帯に凄く前向きで、ソニーの次期ウォークマンが「Android仕様に従ったモノになる」って噂があるからねえ。そこまで肩入れしている以上、いちいち別のモノを作る理由が薄い。Windowsが動くPCを作っている以上、他のPC作る理由が薄いって話と同じようなモノだ。
Androidが「ゲーム機としてみた場合、どうなのよ」ってのは、正直未知数。iPhoneが「携帯ゲーム機に取って代わるかも」と言われている以上、Android携帯にもその可能性はありそうだけど。ハードの性能的には「ゲーム機として考えるとセコい」可能性はあるけど、面白いゲームかどうかはハード性能だけじゃ決まらない以上、それでいいのかもしれない。ただ、ヘビーゲーマーには「物足りない」と思われるかもね。
ただ…SCE&ソニー本体が本当にこの路線を突っ走るのかは、何とも言い難い。本当にこの路線を突っ走るのだとしたら、ゲーム系の流通と小売りは真っ青だ。PSP Goはまだ「ハードはゲーム屋で入手するモノ」かもしれないけど、これはハードもソフトも「ゲーム屋で売ってもらわなくて結構」って話になるからなあ。
更に言うなら、Androidってのは「オープンな規格」なので、今までのような「ハードによる囲い込み」は基本的に使えない。ゲームメーカーは今までのように「SCEが出しているハードのためのゲーム」ではなく、「Androidって規格に従った機器全てで動くゲーム」を作ることになる。おかげで開発環境は安くなるだろうけど、その代償として「プロ仕様の至れり尽くせりの開発環境」は夢物語と消え、更に競合相手が無数に増えることになりかねない。結果としてゲームの値段が激しいデフレを起こし、開発にカネのかかる大作を作れなくなるかもね。
そうやって考えてゆくと、SCEが「携帯ゲーム機市場」なるものを維持しようとするため、ソニー製品との競合を覚悟の上でPSP2を開発する可能性はある。多少汎用性が失われても、「ハード性能から見て、ゲーム機として優れているモノ」を作れば、売れるだろうから。ただ、「どうも携帯ゲーム市場はスマートフォンに相当食われそうだ」と予想されている現状において、本当にその路線が正しいのかどうかは、私には何とも言えない。
とりあえずの予想としては、任天堂はそーゆー路線に走らないと思われる。スマートフォンは何だかんだ言っても「お子様」に気軽に与えるようなモノじゃない(価格だけの問題じゃなく)ので、任天堂がお子様を斬り捨てるような方向に走るとは思いにくい。けど、PSPはより思い切った方向転換をしやすい程度に市場が小さく、しかもユーザーの平均年齢は高めって話もある。ましてやPSP Goの「方向性」を考えたら…
当たり前の話だけど、PSPが「ドコに向かうのか」は、PS3やその後継機にも影響する。トップの座は譲ったとはいえ、まだまだ侮れない市場規模を持つPS3をどうするのかも含め、「ソニーグループはゲーム市場をどうしたいのか」を見てゆく必要があるんじゃないかなあ。本当、どーするつもりなんだ…
6月14日 ― 2009/06/14 23:55
毎年参加しているPOG「ダービーまで1年遊ぶ(変なタイトルだね)」(通称ダビ1)のドラフトが終了した。今年はJRAで新馬戦が始まる前にドラフトが終わったわけだ。めでたい。
本来ならばこーゆー個人的なことはココで書かないんだけど、なんか主催が自身の個人ブログで「全指名馬の指名理由を書く」にもかかわらず、「他の参加者の方はそんなことしなくてもいいですからね。」などとおっしゃる…これは北の核開発に対する国連決議並みの「挑発的言動」と受け止めたので、私も指名理由を書く。ただ、流石に全て個別に…ってのは別のところでゆっくりやる予定なので、ここでは全体的な傾向などを語る程度に。実行力も北並みってコトで(苦笑)。
ダビ1の特徴は、「毎年ルールが変わる」こと。多分日本、いや世界で一番アホなルールでやっているはず。何故そうなのかは、主催者を含む中心人物(私も含まれるような)の趣味としか言いようがない。今年は「各部門ごとに集計し、その順位ポイントの多い人が勝ち」というルールになった。幸か不幸か、凝った雑誌POGでもやりそうな程度にフツーのルールかな。過去にはスゴいルールもあったからなあ…表彰部門については、こちらのサイト参照して下さい。
毎年毎年、ロクな馬を指名できない私。まあそんなもんだ。ただ、去年「シャレでランダムに選んだ馬中心にリスト作った」結果、ドベに転落。コレは反省すべきと言うことで、今年はもっと気合い入れたリストを作ることにしました。
まず手がけたのが、「とにかく機械的に馬を選ぶ」こと。過去自分の基準で選んだ馬がことごとく走らなかったのは確かなので、より機械的に選んだ馬を指名することにしたのだ。POGってのは結局は「情報戦」って側面が強いんだから、別に卑怯なワザではないはず。
選別方法は単純。「とにかく人気になりそうな馬」。各種POG資料の、レビュアーが作ったリストの上位馬を丸写しした。ただ、一応は「あえて指名しないことにした傾向の馬」とか、「ヒネた路線を狙っているリスト」なんかは除外。とにかく「人気になりそうな馬」を選び出すことに終始した。
理屈は簡単。自分がどうこうってだけじゃなく、一応は他人への妨害になるから。自分が獲らなきゃ、おそらくは他の誰かのモノになるわけで。これはルール上当然認められた好位の範囲内なので、過怠金の対象じゃない。つーわけで、ひたすらに「人気になりそうな馬」を機械的に選び出していった。
こんな馬ばかりで必要な頭数指名できるのか?実を言えば、案外出来るってのが答え。みんなどっかで「このままだとリスト足りるかなあ…」って不安から、「知る人ぞ知る」「自分だけが評価する」ってな馬を指名しにかかるから。ある種のチキンレースだな。例年だと私は早い段階でアクセル緩めていた(これはこれで利点もあるんだけど)けど、今年は「最後までアクセルふかす」ことにしたのだ。
かといって、やはり一応は「私しか指名しそうもない」馬も山ほど用意しました。だって、今年は参加者10名で30頭持ち。理論上では、300頭以上のリスト作らないと「確実に」指名できないことになる。やはり「まず大丈夫」って馬は必要でしょ。こういう馬は結局「いつもの路線」で選んでいたりする。他に選びようがないし。
そんなわけで、実は「何故リストに載ったのか」はかなり単純な仕組みです。どこぞの資料に推奨されていたので「人気になりそうだ」と判断されたか、あるいは私独自の怪しげな判断によりピックアップされたか。逆に言うと、中途半端な馬(扱いは小さいけど、なるほどと思った馬など)は入れてません。例年、こーゆー馬が脚を引っ張っているような気がしたので。
「あえて指名しないことにした」馬は、実は結構重要な決断をしている。まず、フレンチデピュティは全斬り。クロフネも例外的存在(無茶苦茶ベタな存在)を除いて斬り捨て。あと、キングカメハメハもバッサリ捨てた。これはちょっと特殊な理由がある。この連中は「ダート要員」になってしまう可能性が高く、その割に厩舎によっては「最初は芝で…」って扱いを受けやすい。アタリを引けばともかく、ハズれた場合に「駄目なりに稼ぐ」って馬じゃないような気がして…だったら、最初から「ダートで1~2勝しそうな馬」選んだ方がいいと思って。ダートだけ考えたら、JRA所属馬だと「デカいレースで差を付ける」がやりにくいはずなので、あえて堅実さを優先してみた。
問題はリストの順位。これを間違うとロクなことにならないわけだからして。これはカンでつけました(苦笑)。最初はこの部分も機械的にやろうと思っていたんだけど、流石にいい計算式を見つけられなくて。ついでに言えば、私は参加歴が長いので、ある程度は「他の参加者の動向」が読める。これを数式に盛り込むのは難しいので、だったらカンでつけちゃえってなった。
とはいえ、これまた一応工夫はしてある。重複を厭わないリストになっているはずなので、重複除外は山のように出るはず。つーか、出なきゃオカシイ。そこで、何頭かグループにして「この中の1頭ぐらいは指名できるはず」って感じで順位を付けていきました。もっとも、最後の最後に「実はコレ、順調に獲れちゃった時にかえってヤバい」ってことに気がつき、こちょこちょと微調整が…その結果が私のリストです。
ドラフトの結果については…とりあえず「計算通り」ではあるのかな。何の自慢にもならないけど、予想通り「除外王」には輝いたし、その割には牡馬:牝馬、厩舎の東:西の割合はバランス悪くないし。「あえてアンバランスにして、該当する部門を押さえに行く」って案があったと思い知らされた(実行した方がいた)けど、マトモに行くなら中途半端なアンバランスはマイナスだからね。「除外されまくりながら、バランス良く馬を獲る」ことに成功したのは、良かったと言っておこう。
ただし…関東馬については、単に松山康調教師の馬を獲りまくっただけという、「いつもの」路線に頼っただけって話はある。コレには1つ言い訳があるんだな。今回実は「バトルロワイヤル」というヘンな部門が集計され、そこでは「直接対決して、先着されちゃったらハネられる」ってルールになっている。いくら稼いだかはまるで関係ない部門なので、とにかく直接対決しない方が有利だ。そうなると、実はある程度厩舎を固め、その中で使いそうな路線を散らした方が良い。競馬ってのは「勝ったかどうか」が重要で、レースごとに勝つ馬は1頭しか出ない以上、新馬・未勝利では「2頭出し」はある程度避けるからね。でも、人気の厩舎ではこんなことできっこない。乱獲されるから。乱獲される心配が無く、それでいながら腕が信用できる調教師となると…私がこの調教師に行き着いたのはわかるでしょ。
個別の馬については別のところで語る予定だけど、1位指名ぐらいはここで書いておくか。1位指名は父スペシャルウィーク、母レーヴドスカーの牡馬。今年のダービーに出走した、アプレザンレーヴの下。昔兄のナイアガラを持っていたので、今年は獲ろうと思った。あるヨミにより「1位じゃないとヤラれそう」って予想があったので、この順位に。
今年私が指名した馬が、どれぐらい走るのかはわからない。例年の傾向だとダメダメなんだけど、今年は指名方法変えたからなあ。とりあえず、何でも良いから重賞勝って欲しい。実は未だ期間内に重賞勝った馬を指名したためしがない(期間後はいるけど)からなあ。そんなダメダメな私に指名された時点で、走らないこと確定とかいうオチじゃないと信じるしかないな。とりあえず1年頑張ってくれ。どーせそれ以降も「走る不良債権」として馬券買い続けるんだろうけど(苦笑)。
6月17日 ― 2009/06/18 02:15
更新失敗が連続している。明らかに「自らの力量では扱いきれない」ネタを手がけようとしてるからだと思うんだけど…本日も失敗しました。うーん、考え直した方が良いなあ。
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