何故かGoogle Chrome最新版(βの話)のDLがうまくいかん。私にとってこのブラウザは「不具合満載のβでも実害ない」んだから、テストしてみたかったんだけど…その代わり、Operaがαからβになった。だからどーしたレベルの話ではあるんだけど。
本日の話題は、米国でやっているゲームショー「E3」で発表されたモノについて。中心になるのは、SCEが発表した「PSP Go」かな。私なりに思うところをつれつれと書いてみようかと。
E3ってゲームショーの位置づけは…まあ、色々あったと記憶しているけれど、私はそう詳しくないのでパス。とりあえずは「米国の、デカいゲームショー」だと思えばいい。新製品発表のいい機会なので、MS・SCE・任天堂なんかは発表を行ったわけだ。
比較的大人しかったのは、任天堂。「売れそうな」ゲームタイトルをいくつか発表したけど、これ自体は「いつもの話」なので特別注目には値しない。Wiiの新コントローラー?として「人間の脈拍を測るモノ」が発表されたけど、これがどうゲーム(ゲームと呼べるかどうかは別にして)って形になるのかはわからん。あえて「つまらん」発表だったと言っていいかも。ただ、現状「勝ち組」であるこの会社が、別にここでド派手な花火打ち上げる必要がないのは事実なので、だからどうしたってワケじゃないと思う。
一番刺激的だったのは、問答無用でMS。この会社にとっては「母国」での発表だから、力を入れたんだと思われる。Natalとかいう、「センサー使ったインターフェイス」を発表したのだ。どーゆーことかと言えば、要は「カメラセンサーの前で動き回るだけで、コントローラーの役目が果たせる」ってシロモノだ。技術的には、確かにスゴい。
ただ…「技術的にスゴい」と、「それで面白いゲームが作れる」は別の話。会場でデモできる程度には完成しているようだけど、それと「実装して、ゲーム作って、買って楽しんでもらえる」レベルにあるのかは…正直、完成度は気になる。私が思うに、いかにも「ビル・ゲイツが喜びそうな」シロモノだけに、むしろ不安かな。「PCの前でちょっとしたジェスチャーをするだけで、アプリケーションが制御できる」なんて、いかにもMSがやりたそーな話だ。「マウスやタッチパネルをPCから追放すべく、10年前からずっと研究してました」って品を持ち出しただけだとしたら、完成度については期待できそうもないからなあ。とはいえ、色んな意味で「期待できる」モノだとは思う。Windows8(仮称)に搭載して欲しいかも。
評価が難しいのは、SCE。ちょっと前から噂になっていた、新型PSPを発表した…のはいいんだけど、これがまた「どう評価して良いのか悩ましい」品でねえ。やりたいことはわかるし、ある意味「これから」を先取りしているけど、ゲーム界の「現状」に即しているのかどうかは、ちょっと…
新型PSP、通称「PSP Go」は、全ソフトダウンロードを前提としている。パッケージソフトをどうこうする装置は一切無し。メモリカードスロットはあるようだけど。その代わり、内蔵メモリは16GBと多め。価格を考えたらiPod nanoよりちょっと割高(一応App Storeで価格調べた)だけど、ゲームできるんだからこんなものか…って範囲内。更に、ダウンロードしたソフトをPCで管理できるソフトがオマケに付くんだとさ。なお、今までのPSPと併売するつもりだそうな。
これをどう評価するかは…正直わからん。確かに、「ライバルはiPod touch」だと言うのなら、この路線は間違ってないような気もする。でも、これって一応ゲーム機だからねえ。ゲーム機としてあまり魅力がないようだと、売れないんじゃねえかって不安も出てくる。どう評価して良いのか、戸惑う商品ではあるね。
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