3月5日
2009-03-06


 今までほとんど触れてこなかった、WBCの話題。本日、日本代表は中国相手に勝利した。まあ、これはどうってコトはない。台湾とかならともかく、中国代表なんて「普通にやれば負ける」チームだからして。
 問題となるのは、やはり明日以降でしょ。中国に比べれば、台湾や韓国が「自滅」する可能性は低いわけで。そうなると、元気のない打線が気になる…って論調が目立っている気がするね。
 ただまあ、今回みたいな短期決戦の場合、下手に「打線の勢いで勝とう」なんて考えると、ロクな目に遭わないと思う。基本的には「負ければ消え去る」わけだから、「相手チームにダメージの残る勝ち方」なんてする必要がない。この際相手が「なんか負けた気がしない」ってな勝ち方でも、問題はないわけだ。この辺が「勝っても負けても何度も対戦するから、より相手にダメージの残る勝ち方が望ましい」リーグ戦と違うわけだね。
 それを考えれば、いわゆる「スモールベースボール」主体の戦い方こそが「理にかなっている」わけで、そういう戦いは日本の得意技と言える。だから、「ヘンなカン違い」しない限り、このラウンドで2位以内になるのは問題ないでしょ。韓国については、おそらくはこのラウンドで「アタマまで踏み潰せない」以上、勝っても負けても「だからどーした」って対応が正しいとは思うけど…
 問題はその次だ。おそらくは「日本・韓国・キューバのうちどれか1チームが脱落する」ことになる。まあアメちゃんらしいやり口というか、何というか…ただまあ、文句を言っても始まらない。ここまで来れば、後は勝つしかないんだから。
 日本は優勝できるか?それは時の運次第…じゃあ答えになってませんね。とりあえず、可能性はあると思う。采配がどうだの人選がこうだのといった意見が出ているけど、あのメンバーに選ばれた時点で「野球が上手い」のは間違いないんだから、むしろ大事なのはチームとしてのまとまりだって話はある。今のところまとまりはあるようなので、不安要素は北京の時より小さいんじゃないかな。
 打線がしめり気味なのは、あまり気にしても仕方ないと思う。好不調の波は避けがたいわけだから。むしろ、「駄目な時に駄目なりに」結果を出せるかどうかが問題かな。それができるメンバーだとは思うけど、下手に気負うとロクな結果にならないような…「イチローが当たってない!」などと騒いでいるマスコミを見ていると、多少不安だね。イチローは脚でヒットもぎ取れる選手なんだから、「それでも点は取れる」ぐらいの気持ちでいいと思うんだけど。
 ただ…個人的に不安なのは、やはり何と言っても青木と岩村。この2人は「何かやらかすんじゃねえか」って気持ちが…正直言おう。比較的この2人をよーく眺めていた私としては、この2人は全くもって信用できない。TVにケリ入れたくなるようなことをやらかしそうな気がして仕方ないのだ。
 まずは青木。確かに、安打打つのは上手い。けど、3番ってのはどうかねえ。スワローズファンが「あいつは3番打者の器じゃない」と文句言ってたぐらいだからなあ。WBCで経験積んで育ってくれるっていうのならともかく、現時点での青木は「プレイが軽い」気がして…

続きを読む

[灰色(スポーツ・学問など)]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット