1月19日
2009-01-20


 昨日はMiddle-Earth東京支部へ。庭猟師殿と「モスクワ'41」と「アウステルリッツの太陽」をプレイしてきました。そこで、とりあえずは「モスクワ'41」中心に語ってみます。
 私は今回、赤軍を選択。独軍は前回プレイしたからね。とりあえず両軍プレイしておけば、後々わかるコトも多いからねえ。Middle-Earth東京支部は強者揃いなので、ある程度意識して「鍛えて」いかないと…
 今回の「実験」は、セットアップ。自分なりのベストを探るというよりは、「ベストを見つけ出すための実験」をやってみた。その実験課題は「いかに快速部隊を後方に逃がすか」だ。騎兵や戦車は優先して狙われがちなので、多少は逃げやすく配置した方がいいかなと思って。かと言って、単に逃げただけじゃ意味がない。私なりの考えに従ってとりあえず配置してみました。
 これに対し、庭猟師殿は南方に山ほど黒帯部隊(装甲師団及び機械化歩兵師団のコト)を送り込む。南方突破策(私の「冬コミ1日目作戦」もこの1つ)かあ…自分で似たような作戦開発しておいて言うのは何だけど、相手にするのはキビシー作戦だなあ…と、ちょっとブルーになる。
 私の作戦との違いは、より南方に黒帯部隊を集中させていること。「冬コミ1日目作戦」はモスクワ正面にも数多くの黒帯部隊を割いていたからね。というより、数だけ考えたら中央付近の方が黒帯部隊が多かった。その代わり、南方にはより強力な装甲部隊ばかり送り込み、「狭く鋭く」突破を狙ったのだけど。ただ、作戦の要点である「ヴォロネジを脅かしつつ、モスクワ転進を狙う」を考えたら、この方が勝るかもしれない。
 プレイは、正直「お互いに手堅い」ものだった。独軍は無理してこないし、赤軍も無理しない。そのため、案外「地味な」プレイではなかったかと。これは一見すると「いいコト」のように思えるけど、最後はお互いにそのツケを支払わされてしまったようだ。
 最初にツケの支払いが来たのは、赤軍のこの私。安全第一で主力部隊を引きすぎていた上、反撃ターンが5ターン(最も遅い)だった関係上、「命令違反」(反撃ターンに相手を攻撃できないと、敢闘精神不足としてVPペナルティーがある)で6点もVPを献上してしまう…どう考えてもやりすぎでしょ。もっと反撃ターン時の攻撃のこと考えなきゃ…大反省である。更に、黒帯部隊は1つも除去できず。これは私の反撃がどうこうってだけじゃないけど、戦果として物足りないのは間違いない。
 庭猟師殿も笑ってはいられない。都市・町が占領できないのだ。ヴォロネジは最終的に歩兵だけの牽制攻撃止まり。カリーニンにはロクに近寄らない…結果として、クルスク・オリョル・ツーラしか確保できない。最後はモスクワ南方の町コロムナに迫ったんだけど、ここでも一歩及ばなかった。
 お互いドキドキしながらめくった勝利得点チットは、3都市分で合計14点。命令違反と併せて合計20VPピッタリ。よって勝利は独軍に輝いた。展開は地味だったかも知れないけれど、白熱した好勝負ではあったのでないかな。とりあえず、プレイして楽しかったのは間違いない。
 とはいえ、両軍ともに反省点は多かったのではないかと。私の場合、いくら何でも防御を優先させすぎた。後から考えれば、慎重になりすぎていたのは間違いない。特に、「独軍歩兵が前進してくるのはイヤ」と、包囲されそうな部隊を前線に放置しっぱなしにしておいたのが…あれは多少下げて、より反撃に使いやすくした方が勝ったはずだ。反撃ターンが遅かったとはいえ、6点献上はやりすぎだからねえ。

続きを読む

[赤(ボードゲームの話題)]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット