宝塚記念の馬券はハズしたけど、代わりに「新・萌えるヘッドホン読本」(白夜書房)をゲット。以前「入手に苦労した」話をした同人誌版に大幅な加筆・訂正が入った商業誌版である。重複だらけではあるんだけど、それでも両方持っているのが「正しいF男」でしょ。
さて、本日の話題は不定期連載「私がゲーム雑誌に原稿を掲載するための道」その1といこう。現状具体的進展はゼロだけど、その前に「考えるべきコト」は多いからね。
その1のネタは、ズバリ「どんなものを書くべきか」である。一応は商業誌掲載を目指して何か書く以上、「気の向くまま思うままに書きまくり、完成したら送っちゃう」なんて手法が通用するワケがない。どーゆーものをどーゆー形で仕上げ、どんな形で掲載してもらうのか、一応はこちらで考えておくべきかと。
現状、私には「編集部側の事情」なるものはわからない。まあ、「ソコソコのライターは慢性的に欲しがっているんだろうな」って気はするけど、そんなものはゲーム雑誌を読んでいればすぐわかること。もし可能ならば、もう少し具体的に「どんな原稿を欲しがっていて、どんなものを書けばいいのか」情報が欲しいってのも事実である。
もちろん、いくら向こうが欲しがっていても、私がそれを書けなければ意味がない。たとえばだ。私にはどう頑張っても「最新ゲーム紹介」は書けない。これは文才がどうとかゲームの才能がこうとかいう話ではない。この記事を書けるのは、とにかく「内外の最新ゲームにいち早く触れることが出来る立場の人」だけである。私の立場・財力ではこれは無理。また、「イラストやマンガを…」と言われても対応不能だ。
とはいえ、私に対応可能と思われるモノも、それなりの幅を持っている。穴埋めコラムとか軽いギャグといった「軽い」もの、あるいはリプレイ・作戦研究。戦史記事は…やろうと思えば書けるかも知れないけれど、基本的には「無理だ」と考えておいた方が無難かな。これらのうち、私は何を書くべきか?
これに対する回答を得るには、実は2つの「道」がある。まず1つは、「自分が書きたいモノを書き、掲載されるかどうかは編集部にお任せ」ってもの。いわば投稿型。もう1つは、「何らかの手段で編集部に接触し、意向を聞いてみて、それに従って原稿を書いてみる」もの。打ち合わせ型としておこう。
私は現時点では「無名の新人ライター」…ですらない。よって、編集部側から私に接触してきてうんぬん、って可能性は考えなくて良い。「プランサンセット」はちと話が別だけど(苦笑)。よって、打ち合わせ型のことは考えなくて良い…ってワケでもない。
以前も書いたとおり、ゲーム雑誌ってのは「ゲームが本体で雑誌がオマケ」である。よって、「ゲームに関係がある、出来の良い記事なら何でも掲載する」って方針でいるとは限らない。一大傑作なら話は別かもしれないけれど、私がそんなものをいきなり書けるワケがねえ。「長いこと寝かせておき、機を見て使う」ならまだいい。場合によっては「編集方針と合わないので、ウチじゃ使えない」と判断される可能性がある。
しかしだ。仮に私が書いたモノが「ソコソコの出来」だったとしよう。私が投稿した原稿自体は「編集方針と合わないから、使えない」としても、「こーゆーものなら掲載できるから、書いてみてくれない?」って話になるかも知れない。逆に言えば、「それを当て込んで投稿する」って考えも成り立つわけだ。
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