5月3日
2015-05-04


 ゲームマーケットまであと少し。そこでまあ、思いつきをこの場で発表しておこうかなと。会場でウォーゲーム関係者に、「秋のゲムマで何かイベントやりませんか?」って提案ができたらなあ…と考えてます。はい。
 キッカケは色々ある。最も大きいのは、ウォーゲーマーSNS「Mustattack」で、「(SLGが)ゲームマーケット大賞に見向きもされないのは、空しい」って趣旨のコメント見た事かな。ならば、会場内のウォーゲーマーが「我ら此処にあり」と胸を張れるような何か(具体案ゼロだけど)をやれたらなあ…と思って。
 正直に言う。私はいわゆる即売会に、「作り手の笑顔」を見るために足を運んでいる。手間暇掛けて作り上げた作品を受け取ってもらえるというのは、作り手にとって幸せなコトである。だから、私ごときが「下さいな」と言っただけでも、笑顔で迎えてくれる。応援している作り手がそういう笑顔を浮かべる姿は、何物にも替えがたい喜びだ。
 だからこそ、何らかの理由で作り手が背中を丸めていると、私としてはとて~も哀しくなる。良くある理由は「売れない」「理解してもらえない」だね。そんなコト言うなぁ~!少なくともココに1人「買いましょう」「理解しようと努力しましょう」って奴がいるじゃないか!そう言いたくなる。いや、もっとぶっちゃけて言おう。下らない理由で膝抱えているようなヒマがあるんなら、オレのために作品を作り続けろ。その原動力になるのならば、カネ(入手する対価)とヒマ(即売会に足を運び、「いつも有り難うございます」とアタマ下げる事)は大量にかけてやる。
 そりゃあね、私は単なる「買い手の1人」でしかない。出来る事に限界はある。「SLGはゲームマーケット大賞からハブられている。寂しいなあ」などと言われても、私に直接出来ることは何もない。主催のアークライトがSLGをハブる理由もわかるしね。けれども、だからって私が「仕方ない」で片付けていると思われても困る。作り手を激励できない己の不甲斐なさが、恨めしくて仕方がない。無力感とはこのことか。歯がみしたくなるほど悔しい。
 それにだ。私は、「無力だ、何も出来ない」で片付けちゃ駄目だろ。私はどう考えても日本一の同人ウォーゲームコレクターである。ただコレクションしてるだけじゃない。複数の…というより大半のサークルと「顔見知り」であり、ある種名物というかご当地キャラというか…と化している。限界はあるだろうけど、その気になれば、それなりに出来る事はあるはずだ。無力感をかみしめているようなヒマがあったら、今の私に出来る事は何なのか、真剣に考えろ。そうすべきである。
 今のところ考えている事は2つ。1つは、「このジャンルの指導的立場にある商業ブースa-gameに、何かしらイベントをやってもらう」というもの。カタログに「こーゆーイベントやってますよ」と掲載されたなら、関連ジャンルのサークルとしてもちょっと嬉しいはず。肝心のイベント内容だけど、初心者向け講座や公開対局などが考えられる。ウォーゲームはプレイ時間が長くて当たり前なので、マニア向けの「重い」モノは尺が足らなくなりそうだし。幸か不幸か?私は「公開対局」の経験があるので、その経験と反省(反省だらけって話はあるけど)を情報として提供することも出来る。問題はa-gameがこの案を飲んでくれるかどうかだけど、説得する手法はいくつか考えられる。

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[赤(ボードゲームの話題)]

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