2月18日
2011-02-19


 コマンド誌が届いた。色々読んで、最後に自分の原稿を見たところ…えーと、多分コレは「私が悪い」んだと思う。どーするのか悩んだけど、とりあえずココで謝罪しておくことにした。TGF2010で紹介したゲームの画像が丸々ありません。「ページの都合」というものです。申し訳ない。
 私にとって見れば、由々しき事態である。正直、自分にオカンムリ。対策は深く深く脳裏に刻まれました。TGF改めゲームマーケット(秋)&冬のコミケを同時に扱うことになりそうな来年は、こんなことにならない予定です。うへぇ…実は凄く落ち込んだ。
 気を取り直して、他のゲームの話でもしよう。本日のお題は、「過去にあった、初心者用シミュレーションゲームっぽいモノ」を語ってみようかと。最近ホットな話題ではあるし、過去の失敗(総合的にはそうなるんだと思う)を振り返るのも、悪くないと思って。私が直接知っているのは一握りだけど。同人や商品化されなかったモノについては、話を聞いたことあっても割愛。なお、いわゆる「エポッククラシックス」は本格的なシミュレーションゲームに分類されるモノであり、原則としてここで語りたいモノとは一線を画すモノとさせてもらう。
 ここで言う「初心者向けシミュレーションゲーム」を最初に出した日本のメーカーって、やはりバンダイになるんじゃないかな。その代表は、今でも「最も売れたシミュレーションゲームらしい」とされている「連合艦隊」か。他にもいくつか作品を出していましたね。
 正直、私はごく一部を除き、バンダイのゲームは良く知らない。プレイしたこと無いからなあ。簡単なレビューのたぐいは「シミュレーター」だの「コマンド」だのでいくつか読んだ気もするけど、それだけ。ある意味「忘れ去られた」アイテムと言える。これはよく考えると哀しい話だ。業界で最も売れたとされているモノが、忘れ去られてしまっているのだから。「その程度の品が最も売れたのか」と考えると…思えば、この当時から「小さな」業界だったのね。今よりは遙かにマシだと言われているんだけどさ。
 あくまで推測だけど、多分バンダイゲームの大半は、今プレイしても「駄目だこりゃ」となるような気がする。ただ、それはあくまで「シミュレーションゲームとして見た場合」の話。アレはシミュレーションゲームじゃない、ドイツゲームのたぐいなんだ!と強引に考えてプレイしたらどんな評価になるのか、ちょっと興味深いかも。もちろん、「やっぱり駄目だ」となる可能性は高い。でも、「どの辺が駄目なのか、どの辺を駄目と感じるのか」は、ウォーゲーマーとそうじゃないゲーマーの間でビミョーに異なるんじゃないかと。
 ちなみに、バンダイゲームの全てが駄目とは思わない。シミュレーションゲームとしてはどうかと思うけど、「ゴジラ対モスラ」「ウルトラマン」「宇宙戦艦ヤマト」は面白かった。これらを復刻?させた同人ゲームがあるくらいだから、少なくとも私1人の感想じゃないと思う。「零戦」の復刻も紹介したなあ。この辺のゲームを引っ張り出して、イマドキのボードゲーマーとやらにプレイさせたら何て言うのか、聞いてみたい気はする。

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[赤(ボードゲームの話題)]

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