原稿は99%完成したんだけど、もう少し手を加えたい気がするので、少しだけ寝かせることに。〆切に余裕があるのはいいね。
アタマの中が原稿モードなので、原稿関連の話。「同人ゲームの取り上げ方はコレで良いのか?」としよう。なんか自分自身の否定になりそうだけど、そーゆーことも臆せず考えて行かなきゃイケナイと思うんだ。
自画自賛かも知れないけれど、「即売会レポーター」なるものが存在している意義は、一応あると思う。「コマンド編集部が喜ぶに決まっている」さいたまゲーム通信を編集部に直接紹介できたわけだし、最新号掲載のゲームマーケット2010レポートも、私が他の部分をグチャグチャ書くことによって、中黒編集長の文章に「余裕」が生まれているみたいだし。「レポーターを派遣し、同人ゲーム・同人誌を物色させ、簡単なレポートを書かせる」ことは、同人ゲームの紹介に一定の役割を果たしているような気はする。
ただ、その影?で「他の形式の同人ゲーム紹介が姿を消した」ことも事実。この辺、編集部側に色々事情があったのかもしれないけれど、私にはその辺はサッパリわかりません。必ずしも「即売会レポートを書かせる」のが、最適な方法とは限らない。そこで、一応私の方から「コレで良いのか?」を考えてみようかと。
そもそも、私のコミケレポートは「オマケ」のつもりだった。コマンド誌には当時「同人ゲームCross Review」ってコーナーがあり、公募したゲームに数人がレビューを加える…って方式で同人ゲームを紹介していた。ただ、私はこのコーナーにちょっとした不満があった。発表元に関するデータが「連絡先」しかないので、即売会で実物見てから買いたくても、どーすりゃいいのかわかりにくかったのだ。買うかどうかもわからんのに、いきなり作り手に連絡するのはどうよ…って気持ちがあったんだな。
その辺を補完する手段として私がふと思いついたのが、「即売会レポート」である。編集部の人間か何かを派遣して、軽くレポートさせる。そんなものが囲み記事にでも付属していれば、少なくとも私は便利だ…そう考えた。即売会に出入りするゲーマーって私だけじゃないから、「おお、コレは便利」と思うのは私だけじゃないはず。でも、コマンド編集部って関西だから、コミケに誰か派遣するのは楽じゃない。実に勿体ない話だ…ってのが出発点だ。気がつけば私自身がソレを書き、しかもメインに昇格してたけど。
「同人ゲームCross Review」とは別に、コマンド誌には「魅惑のインディーズゲーム」ってコーナーがあった。多分、「同人ゲームCross Review」に代わるモノとして考えていたんだろうな。1人のライターが1つの同人ゲームをガッツリ1頁使って紹介するってモノだ。私が「同志であると同時にライバルだ。負けないようにしなくちゃ!」と思っていたら、最近姿を見ない。
結果として、現在同人ゲーム紹介手段として「生き残って」いるのは、私の即売会レポート。コレがドコまで続くのかはよくわからないけど、とりあえず夏のコミケ分は今執筆中だし、多分冬のコミケも私がこの形式で原稿書くんじゃないかなあ。それ以降は未定としか言いようがないけれど、とりあえず私の側に「いらんと意思表示されない限りは送り続ける」つもりがあり、今のところコマンド編集部側が「いらん」と言って来る気配はないから、賭けろと言われたらしばらく続く方に賭けた方が無難かも。
※コメントの受付件数を超えているため、この記事にコメントすることができません。