6月14日
2010-06-15


 ふう。やっとこさ一段落ついた。まだまだ色々あるんだけどさあ。ネタも貯まってきたことだし、更新もキチンとしなければ。
 本日のお題は、かなり迷った末に「高田監督辞任について」を語ろうかと。他にも語りたいことがあるんだけど、ちょっとまとまり悪いからね。単なる雑感の塊に終始すると思うので、あまり深く突っ込まないで下さい。
 高田監督辞任そのものについては、特別な感慨はない。これがノムさんだったりしたら、「まさか!」と騒いだと思うけど。世間やフロントが何言おうとも、しがみついて離れようとしない…ってタイプじゃなさそーな気はした。ただまあ、少しばかり「気が早いなあ」と思ったのは事実かな。
 こういう「シーズン途中の解任劇」にありがちな話として、色々きな臭い噂が出ているのは確か。どこまでが本当なのかは知らないけど。ただまあ、「去年ギリギリの3位だったのに、ロクな補強しなかったフロントが悪い」ってのは、どうかと。一応は「監督の次はGMで」って話があったこともあり、それなりにバックアップされてたと思うぞ。「どう考えても監督の意向だな」って補強、何件かあったし。ついでに言えば、藤本獲得って補強じゃなかったのか。「川島慶が欠けたとはいえ、それなりに代役果たした選手がいたのもかかわらず、あえてポジション被る選手を引っ張ってきた」からには、穴埋めじゃなくて補強と考えるべきだろう…と思っていたのに。
 そりゃまあ、最大の課題である「先発投手」の補強が弱かったのは事実かもしれない。即戦力先発左腕をドラ1で獲得した程度じゃ、補強とは呼べないというのなら。新外国人も2人も引っ張ってきて、「外国人投手の誰かが必ず下に落ちる」ってな体勢にしたのも、まあ補強にはほど遠いとしよう。ただ…去年オフにFA宣言した投手で、「メジャー行きそうもない先発投手」って誰だか覚えていますか?監督主導と思われるトレードで叩き出した奴ですよ?そんな奴、獲得する方がよっぽど「監督に対するイヤガラセ」だと思うんだけど。ちなみに、私の意見は「それでも獲るべき」だったけどね。アイツがどんな奴なのかは、よ〜く知っているにもかかわらず。
 私が思うに、高田氏は「GMの器かも知れないけれど、監督の器じゃなかった」ような。かなり昔に広岡氏のことを「監督の器だけど、GMの器じゃない」と呼んだことがあるけど、その逆というわけだ。多分、GMって立場から「選手を駒の1つとして」見ている分には冷静になれるけど、監督という立場で接するとつい「余計な情」を絡めちゃう傾向があったんじゃないかなあ。それで采配能力が高いってんならともかく、当人が思っているほどには高くなかったのでは。
 ただまあ、「フロント主導で辞任に追い込まれた」可能性は高いかな。この話を「スッパ抜いた」のは、報知と朝日だからねえ。どちらも本来ならば「このチームの事情に詳しくない」マスコミ。口止めが効かなかったから…って可能性はあるかな。もっとも、「監督周辺から漏れ聞こえてきて、フロントは本気で全否定」なんて場合でも、「深く気にせず書き飛ばせる」のはこーゆートコロって気がするので、断言できるワケじゃないけどな。
 とりあえず辞任効果が出たのか、我が燕軍団は5位に浮上した。元々は「それなりにはやれる」ハズのチームだから、この程度の浮上はむしろ当然って気もするけど。監督代理は「総合能力はともかく、器だけならそれなりのもの」だと思っていたので、チーム立て直しはある程度期待していいのでは。だからって優勝どころか、CS出場も無理だと思うけど。来期は新監督って可能性が高いけど、誰になるのやら。私の希望は大若松だけどな。本当は荒木コーチ昇格と言いたいけど、今それは可哀想だ。

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