5月7日
2010-05-08


 ヴィクトワールピサが、凱旋門賞に登録しやがった…おそらくは「ダービー勝ったら」というタラレバ遠征だとは思うけど。とりあえず、シャンゼリゼで栗でも食うかぁ…
 本日の話題は、メジャーブラウザの話題。ベンチマークテストに大きな変動があったので。「私なりの原因究明」のついでに、色々考察してみようと思います。
 先日グラボを強化した私。グラフィック系ベンチマークをいくつか試し、それなりの能力向上を確認した。あくまで「それなり」に過ぎないのは不満ではあるけれど、電源まで強化するつもりはなかったので仕方ない。そのついでに…ってんで、メジャーブラウザのベンチマークも再度行ってみた。ここで大きな変化があったのだ。
 大きく変化したのは、OperaとChrome。やたら数値が向上した。バージョンアップが原因かもしれないけれど、「それだけじゃ説明が付かない」レベル。「なんじゃこりゃ!」と言いたくなるほど、向上しやがった。それに対し、Firefox及びSafariはあまり向上していない。「速いのが取り柄」Chromeはともかく、Operaも「滅茶苦茶速いんですけど」レベルに突入するとはねえ。
 ベンチマークに使ったのは、よく使われる「Sunspider」ではなく、「Peacekeeper」の方。グラフィック系ベンチマーク出している会社のモノだから、グラフィック重視なんだろなとは思っていたけど…グラフィック強化が数値向上の原因とは限らない(比較用にベンチ取っておかなかったことを後悔した)けど、無関係ではないようだ。
 いわゆる「ブラウザ用ベンチマーク」の数値が、ブラウザのみに依存するワケじゃねえ…ってのは、前々からわかっていた。いくら何でも、PCの性能と無関係ではないからね。ただ、正直言って「CPU性能とメモリ搭載量」が重要であって、他は影響してもさほどじゃない…と思っていた。実際、FirefoxやSafariはグラフィック強化の影響はほとんど無し。にもかかわらず、OperaとChromeは大幅に向上した。この違いは何なんだ。
 どうやらブラウザのベンチマークって、私が思っていた以上に「色んなトコロにボトルネックがある」ものなのかも。単純に「ブラウザの優劣」だけが問題になるのではなく、PCのスペックによって色々変化するようだ。ということは、「高性能のPCでは速いけど、性能の低いPCだと数値が大きく落ちるブラウザ」とか、「PCの性能に関係なく、似たような数値を出すブラウザ」があるのかもね。あくまで個人的な意見としては、やはりOperaとChromeは「PCの性能による影響が大きい」ような気がする。他は似たり寄ったり。
 これはつまり、ブラウザの性能ってモノは「使っている人間の感性」だけじゃなく、「使っているPCの性能」による影響も無視できないほど大きい…ってことではないかと。「ブラウザ替えたらどーなるの?」って問いに答えを求めるのなら、自分が使っているものと似たようなマシン使っている奴の意見を聞いた方がいい…ってことだな。少なくとも、「OperaとChrome、ドチラが速い」って問いに関しては、環境次第で大きく異なるような気がする。
 Chrome及びOperaは多少「気に入らない」点があったりするので、「メインブラウザ乗り換え」なんてことはやらないつもりだけど…Chromeはともかく、Operaはちょっと考えちゃうなあ。Firefoxの地位下落が思った以上に大きいからね。何かしら「仕事」与えてやり、一部のサイト使う時はOperaを使う…ってことになるかも。

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[茶色(PC・webなどの話題]

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