そんなわけで、実は「何故リストに載ったのか」はかなり単純な仕組みです。どこぞの資料に推奨されていたので「人気になりそうだ」と判断されたか、あるいは私独自の怪しげな判断によりピックアップされたか。逆に言うと、中途半端な馬(扱いは小さいけど、なるほどと思った馬など)は入れてません。例年、こーゆー馬が脚を引っ張っているような気がしたので。
「あえて指名しないことにした」馬は、実は結構重要な決断をしている。まず、フレンチデピュティは全斬り。クロフネも例外的存在(無茶苦茶ベタな存在)を除いて斬り捨て。あと、キングカメハメハもバッサリ捨てた。これはちょっと特殊な理由がある。この連中は「ダート要員」になってしまう可能性が高く、その割に厩舎によっては「最初は芝で…」って扱いを受けやすい。アタリを引けばともかく、ハズれた場合に「駄目なりに稼ぐ」って馬じゃないような気がして…だったら、最初から「ダートで1〜2勝しそうな馬」選んだ方がいいと思って。ダートだけ考えたら、JRA所属馬だと「デカいレースで差を付ける」がやりにくいはずなので、あえて堅実さを優先してみた。
問題はリストの順位。これを間違うとロクなことにならないわけだからして。これはカンでつけました(苦笑)。最初はこの部分も機械的にやろうと思っていたんだけど、流石にいい計算式を見つけられなくて。ついでに言えば、私は参加歴が長いので、ある程度は「他の参加者の動向」が読める。これを数式に盛り込むのは難しいので、だったらカンでつけちゃえってなった。
とはいえ、これまた一応工夫はしてある。重複を厭わないリストになっているはずなので、重複除外は山のように出るはず。つーか、出なきゃオカシイ。そこで、何頭かグループにして「この中の1頭ぐらいは指名できるはず」って感じで順位を付けていきました。もっとも、最後の最後に「実はコレ、順調に獲れちゃった時にかえってヤバい」ってことに気がつき、こちょこちょと微調整が…その結果が私のリストです。
ドラフトの結果については…とりあえず「計算通り」ではあるのかな。何の自慢にもならないけど、予想通り「除外王」には輝いたし、その割には牡馬:牝馬、厩舎の東:西の割合はバランス悪くないし。「あえてアンバランスにして、該当する部門を押さえに行く」って案があったと思い知らされた(実行した方がいた)けど、マトモに行くなら中途半端なアンバランスはマイナスだからね。「除外されまくりながら、バランス良く馬を獲る」ことに成功したのは、良かったと言っておこう。
ただし…関東馬については、単に松山康調教師の馬を獲りまくっただけという、「いつもの」路線に頼っただけって話はある。コレには1つ言い訳があるんだな。今回実は「バトルロワイヤル」というヘンな部門が集計され、そこでは「直接対決して、先着されちゃったらハネられる」ってルールになっている。いくら稼いだかはまるで関係ない部門なので、とにかく直接対決しない方が有利だ。そうなると、実はある程度厩舎を固め、その中で使いそうな路線を散らした方が良い。競馬ってのは「勝ったかどうか」が重要で、レースごとに勝つ馬は1頭しか出ない以上、新馬・未勝利では「2頭出し」はある程度避けるからね。でも、人気の厩舎ではこんなことできっこない。乱獲されるから。乱獲される心配が無く、それでいながら腕が信用できる調教師となると…私がこの調教師に行き着いたのはわかるでしょ。
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