2月27日
2009-02-28


 自業自得ではあるんだけど、「武田騎馬軍団」(EP)ってゲームのルールブックが送られてきた。もちろん、ルール解釈に関する参考意見を述べるためである。再版スタッフでもないのに。理由はわかる。某所で余計なコト書いたからだ。コレはある意味光栄なことではあるのかもしれないけれど、正直胃が痛い…
 こんな時には、気楽なネタで誤魔化そう。本日めでたくキャンプ最終日を迎えた、ヤクルトスワローズについてだ。今年は…なんかイケるんじゃないかと思うんですけど。現時点では、思い切って「CS出場が狙える」と言ってしまおう!
 ここまで言い切る根拠?今まで手薄だった、「左の中継ぎ」に目処が立ったこと。これに尽きる。相変わらず先発はちとキビシーけど、ピリッとした左の中継ぎが複数使えれば、去年みたいなことにはならないような。
 スワローズの左腕と言えば石井弘寿だけど、流石に開幕からビシバシ…って期待は持てない。早期復活を信じてはいるんだけど、現時点ではまだ仕上がり途上。むしろ期待は丸山貴と高井だ。今までずーっと「もう少しピリッとしてくれないと…」とため息つきまくっていたこの2人が、今年はある程度やってくれそうな雰囲気がある。
 特に大きいのは高井かな。素材は間違いなく一級品なんだけど、今まではどうもコントロールが悪くて。いやね、コントロールが悪いのが問題と言うよりは、「それを気にしすぎて投球が縮こまる」ことの方が問題でねえ。現ライオンズの石井一久みたいに「深く気にしない」方がいいんだけど、性格が違うからなあ…と、ため息つきつつ良くなってくれることを祈っていたんだけど。ちょっと前に「相川の代償を考えると憂鬱だ」などと吼えていた最大の理由は、彼が持って行かれたらかな〜り痛いと思っていたからだ。
 左の中継ぎが信用できるようになれば、試合の組み立てがぐっと楽になるはず。先発は石川と館山がある程度信用出来るので、他がソコソコでも勝ち星は拾えそうな気がする。特に、どちらかと言えば左に弱いジャイアンツ(去年ヤラれまくった)に対し、もう少し戦えるようになるのでは。これは心強い。
 打線に関しても、「去年よりはマシ」となりそう。新外国人は手術後ってことでやや出遅れている感じだけど、ガイエルの状態が良いようだし、宮出もいい感じ。畠山も「少なくとも去年レベルは期待できる」ような。この辺が踏ん張ってくれれば、去年よりは得点力がアップすると思われる。
 ただまあ、肝心の先発投手の不安はやや大きい。石川・館山はいいとして、残りが「期待半分、不安半分」って連中だからねえ。去年期待した村中は故障明け、増渕は不調で二軍落ちだし。ただ、新外国人の李、川島なんかはある程度計算できそうだし、育成枠の塚本が思った以上にいいとか、明るい情報もある。総合すれば、去年と同程度って期待は出来るのでは?だとしたら、後ろがしっかりしてきた分、勝ち星の上積みを期待したいところだ。
 もう1つの不安は采配かなあ。去年は正直言って「何で5位止まりなんだ!」って言いたくなるような結果だったから。選手の成績自体はさほど悪くないのに、どうもそれがチームの勝ちに結びついてないというか…とはいえ、去年の「順位がいくつかはともかく、誰がやっても采配は難しいチーム」と比べると、フツーのチームとして機能しそうな感じなので、ぐっと戦いやすくなっていると思う。こうなってくればプラスに働く采配だと信じたいね。

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