3月13日
2006-03-14


 諸般の事情により、更新が滞ってしまいました。反省。ま、色々あるんですよ色々と。そーゆーことにしといて下さい。
 昨日、ついにVリーグ覇者が決定した。平野殿VS羽田殿の決戦の結果は、平野殿が僅差の勝利!連合軍+3、連合軍+7って結果だそうな。これは最後の最後に逆転があり得る程度の差でしかない。予選・決勝通じて無敗という「完全勝利」。さすがですね。
 そういう私が何してたかというと…またもやTwilight Struggle(笑)。だってみーんな「やろう」って誘ってくるんだもの。まあ、コッチも不満があるワケじゃないけど。だって面白いんだもの。この日のプレイで少し作戦面で思うところが出来たので、今回のネタはそれでいく。このゲーム知らない人はついていけません。悪しからず。
 今回採り上げたいのは、リアライメント。「影響力排除」だ。影響力配置やクーデターと比べて地味なアクションだけど、少し重要度を見直した方が良さそうだと思って。
 影響力排除は、ちょっと使いにくいアクションだと思う。まず、確実性がない。下手するとクーデターより分が悪いくらいだ。おまけに、クーデターは相手の影響マーカーを排除しつつ自分のマーカーを置けるのに対し、単に排除するだけ。もちろん今までも使われていたけど、どちらかと言えば影が薄かったのもわかる。
 しかし、昨日のプレイにより、このアクションは「もう少し見直すべきでは」と考えるようになった。基本は今まで通りでイイとしても、あえてクーデターではなく影響力排除を使うべき時があると思う。そこで、私が気づいた点を書き留めておきたい。
 影響力排除最大の利点は何か?実は、「自分の影響力マーカーが置かれない」ことにある。一見欠陥のようだけど、影響力マーカーのない土地は「クーデターの対象にならない」という特徴がある。半端に影響力マーカーがあると、相手はソコを進出拠点としてくるのだ。
 今までのプレイでは、クーデターによる相手の進出を食い止めるため「デフコンを下げる」って手を使っていた。確かにコレは正しい。タイミング良くクーデターを使えば、相手のクーデター返しを防げるのだから。ただ、バトルグラウンド以外の場所だとデフコンが下がらない。それを考えると、あえて影響力排除に頼った方がいい局面も考えられる。
 私が考える代表例は、ベトナムである。ソ連が調子に乗って、デフコン高いうちから「ベトナム蜂起」を使ってきた場合、あえてクーデターでなく影響力排除で潰す方がいいと思う。そうすれば、ソ連は東南アジアでオペ値にボーナスがあるにもかかわらず、使い道が乏しくなる。あえて使うならフィリピンでクーデターだけど、これは効率いいとは言い難い。もっとも、そんな時に限って相手の手の内に「植民地独立」があったりするんだけどね(苦笑)。
 このゲーム、確かにアメリカの方が苦しい。それは大いに認める。しかし、ソ連の戦略が「おおむね完成している」のに対し、アメリカ側はまだ作戦を見直す余地があるような。それに、サドンデス(ウォーゲーム含む)さえ防いでしまえば、アメリカが逆転する余地はあると思うんだけどなあ。レイトウォーのカード研究はちっとも進んでいないし。まあ、多少バランス悪かったとしても、プレイして楽しいことに代わりはないんだけどね。とはいえ、昨日はプレイング次第で勝てたはずだ。我ながらまだ甘い。

続きを読む

[赤(ボードゲームの話題)]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット